タコ公園のアート
2025-05-29 12:04:39

恵比寿のタコ公園にアートで災害対策を!名和晃平の新作

恵比寿のシンボルともいえるタコ公園に、注目のパブリックアートが出現しました。この作品は、近年の災害対策の重要性を念頭に置き、彫刻家・名和晃平氏が手がけたものです。シブヤ・アロープロジェクトによるこの取り組みは、地域における災害時の一時退避場所をアートを通して通知し、街をより安全なものにしようとする試みです。

シブヤ・アロープロジェクトは、2017年に設立され、渋谷区の来街者に向けた避難経路と一時退避場所の周知を目的として活動しています。特に首都圏における災害リスクが高まる中で、万が一の事態に備え、地域の安全性を高める取り組みが必要とされています。バスや電車など、公共交通機関が運行を停止した場合には、数多くの帰宅困難者が発生することが想定されており、渋谷区では約23万人の来街者が影響を受けると予測されています。

このような背景を踏まえ、名和氏の作品は、彫刻作品「Ether(エーテル)」を基にしたものです。名和氏は、滴が地面に落ちる瞬間のシルエットを上向きに積み重ねる形で制作しました。作品の形状は、自然と人間の関係性を象徴的に表現しています。さらに、名和氏の強烈な赤色は、危機を表す警告色であり、障害に対する反骨精神をも示しています。

今回の作品は、名和氏とダンサー・田中泌氏とのコラボレーションによっても生まれました。田中氏が主役である映画『PERFECT DAYS』においても、タコ公園のトイレが登場するなど、様々な文化的なつながりを持つ場でもあります。

公園の入り口に設置されたこの作品は、都市の中に鮮やかなアクセントを与えるとともに、利用者の目を空へ導く働きをしています。春には公園の桜と共に、この作品を見ることができる機会もあり、その美しさは一層際立つことでしょう。アートを通じて、災害時の心構えを身につけることができ、地域全体の防災意識の向上にもつながります。

シブヤ・アロープロジェクトは、今後もさまざまなアーティストとのコラボレーションを通じて、地域の風景を豊かにし、避難場所の周知に努めていきます。これを機に、観覧の際には最寄りの一時退避場所を確認し、備えを万全にすることをお勧めします。アートという新たな手法で、防災という重要テーマに触れられる機会として、多くの方にこの作品を見に訪れてほしいと思います。

名和晃平氏の作品は、恵比寿のタコ公園に常設されており、今回のプロジェクトを通じての情報は、シブヤ・アロープロジェクトの公式ウェブサイトでも確認できます。この貴重な試みが、地域の安全を確保するための重要な一歩となりますよう、ぜひ皆さんもその目で確かめに来てください。公式ウェブサイトでは、最寄りの一時退避場所についても情報が掲載されていますので、確認することをお勧めします。これにより、万一の事態にも、冷静に対応できる準備が整うでしょう。


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