2023年12月12日(金)、世界中で多くの人に愛され続けるオペラの名作、プッチーニの《ラ・ボエーム》が全国の映画館で上映されます。本作は、19世紀のパリを舞台に、若い芸術家たちの儚い青春と、彼らの悲恋物語を描いた作品です。ミュージカル『RENT』の原案にもなったこのオペラは、劇中に流れる名曲の数々が多くの人々の心を捉えています。
ニューヨークのメトロポリタン・オペラ(MET)からのライブビューイングが楽しめるこの特別な上映は、12月12日(金)から12月18日(木)までの期間、全国各地で実施されます。ただし、東京の東劇では1月1日までの3週間にわたって上映が行われます。この貴重な機会をお見逃しなく!
プッチーニの手による《ラ・ボエーム》は、詩人ロドルフォとお針子のミミの短くも燃え上がる恋を描いています。彼らの出会いは、クリスマスイブの一夜、偶然ミミのもとに行ったロドルフォが彼女のろうそくの火を借りるところから始まります。やがて、彼らは深い愛に落ちますが、ミミの抱える悲しい運命が2人を引き裂いてしまうというストーリーは、多くの観客の心に響くことでしょう。
このたび、本作では新たに本編の歌唱映像が解禁されました。特に注目は、若手スターのテノール、フレディ・デ・トマーゾが演じるロドルフォが、第1幕でミミに自己紹介する際に歌うアリア「冷たい手を」と、若手ソプラノのジュリアナ・グリゴリアンが歌う「私の名はミミ」です。これに加え、彼らの恋を描いた二重唱を含む計5つの名曲が披露される予定です。このような豪華な歌唱シーンを映画館の大画面で味わえるのは、オペラファンにとってたまらない体験です。
さらに、上映を記念して感想投稿と半券キャンペーンも実施されます。参加者の中から抽選で、フランスの紅茶専門店マリアージュフレールの特別なフレーバードティーや、オペラの原作小説、METのシーズンカレンダーなど、豪華賞品が当たります。
また、オペラを初めて観る方や、より深い知識を得たいという方々のために、12月12日(金)には、東劇にて本編上映前に解説付きの上映が行われる予定です。オペラの魅力をより味わえるこの企画は、初心者から通まで幅広い方々にご好評をいただいております。
プッチーニの名作《ラ・ボエーム》は、誰もが涙する感動的なストーリーと美しいメロディーでいっぱいです。この冬、ぜひ劇場でその魔法にかかってみてください。心温まるオペラの夕べが、あなたを待っています!
上映概要
- - 上映期間: 2023年12月12日(金)〜 12月18日(木)、東劇は1月1日まで
- - 上映館: 東劇・新宿ピカデリーほか全国21館
- - 指揮: ケリー=リン・ウィルソン
- - 演出: フランコ・ゼフィレッリ
- - 主要キャスト: ジュリアナ・グリゴリアン、フレディ・デ・トマーゾ
- - 上映時間: 3時間25分(休憩2回)
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