東京大学での医療IT研究会に向けて
2025年2月17日(月)、東京大学本郷キャンパスにて「第40回フレキシブル医療IT研究会」が開催されることが決定しました。このイベントには、メディフォン株式会社の代表取締役CEO、澤田真弓氏が登壇し、「新しい多様な社会のために多言語とDXでエンパワーする医療コミュニケーション」について講演を行います。
研究会の目的と背景
本研究会は、東京大学工学系研究科と産業界の協力を促進するために設立された一般財団法人 総合研究奨励会の一部として昭和16年にスタートしました。この場では、さまざまな医療ITに関する最新情報や研究成果が共有され、多様な社会の中での医療の役割について議論されます。
当日のプログラム
当日のプログラムは次の通りです:
- - 14:45~15:45 「スクリーン印刷技術を用いたウェアラブルバイオセンシングデバイス」
講師: 四反田功(東京理科大学准教授)
- - 15:45~16:15 「医療・ヘルスケアのDX化/コロナ禍におけるウェアラブルデバイスメーカーの戦略と課題」
講師: 松本郁夫・坂田恵美子(株式会社ふじわらロスチャイルドリミテッド)
- - 16:15~16:25 休憩
- - 16:25~17:10 澤田CEOによる講演
このセッションでは、メディフォンの成り立ちや現在の活動、そして多言語医療通訳サービスの実績についてお話しします。
メディフォンの役割とビジョン
2023年現在、メディフォンのサービスは日本全国の約88,000の医療機関で利用され、365日24時間、32言語に対応した遠隔医療通訳を提供しています。特に、コロナ禍を経て、活躍の場が診察室から健診施設・企業の産業医療に広がり、健診結果データの構造化・分析など新たな取り組みも始まっています。
澤田CEOは、医療現場においてどのように技術と多言語対応が患者のケアを向上させ、企業の健康経営に貢献するのかを具体的に語る予定です。
ポスターセッションと懇親会
研究会後には、ポスターセッション及び懇親会が行われ、参加者間の意見交換やネットワーキングの場も提供されます。研究や開発の現場を知る良い機会となるため、参加者は積極的に交流を図ることで新たなビジネスチャンスを掴むことができるでしょう。
結論
イベントを通じて、メディフォンは企業の予防医療に寄与し、病院や医療機関が多様な患者に対して適切な医療を提供できる環境を整える努力を続けていく考えです。今回の研究会は、医療IT技術が多様な社会においてどのように活用されているのかを理解する貴重な機会となることでしょう。 参加を希望される方は、お早めに登録をお勧めします。