Vライブ体験を変える『IRIAM』の進化
Vライブコミュニケーションアプリ『IRIAM』を運営する株式会社IRIAMは、最近、自社の技術を更に進化させるために機械学習専門チームを設立しました。このチームは、イラストからキャラクターを動かす自動モデリング技術の開発に特化しており、2025年12月16日のアップデートで新機能を提供することを目指しています。
自動モデリング技術の重要性
自動モデリング技術は、ユーザーが簡単にイラストから自分のキャラクターを作り上げる手助けをしてきました。1枚のイラストとスマートフォンがあれば、誰でも気軽にキャラクターとしてライブ配信ができるというIRIAMの魅力は、まさにこの技術のおかげです。これはIRIAMの基盤を成す要素であり、この技術があるからこそ、プラットフォームはここまで成長してきました。
今回の専門チームの設立は、さらなる技術の向上を図るものであり、ユーザーからのフィードバックや技術の最新動向を迅速かつ柔軟に取り入れるとともに、ユーザーが気持ちよくコミュニケーションできる新たな体験を提供していくことを目指しています。
アップデート版の特徴
発表されたアップデート版では、以下のような新しい機能が加わりました。
幅広いイラストへの対応
従来のバージョンでは、特定のタイプのイラストにおいてエラーが出たり、見た目が崩れてしまうことがありましたが、新しいアップデートにより、これまで以上に多様なイラストに対応できるようになりました。これにより、ユーザーはより自由に自分のキャラクターを設定できるようになります。
キャラクターの個性を反映した動き
さらに、キャラクターの目や口の動きもアップデートされています。従来は、目や口の形状が均一すぎて、キャラクターの個性をうまく表現できていませんでしたが、新たな技術により、それぞれのキャラクターの特長をより精密に捉えた動きを実現しています。特に、目や口を閉じた際の形状が印象的に改良され、リアルさが増しています。
機械学習体制の拡充
IRIAMはこの自動モデリング技術の発展を自社の最重要戦略として位置づけています。そのため、今後はコンピュータビジョン領域の機械学習エンジニアやリサーチャーを積極的にリクルートし、研究開発体制をさらに強化していく方針です。これは、IRIAMのミッションである「心でつながる魔法をかける」を実現するための重要なステップであり、新しい体験を提供するための基盤となります。
IRIAMとは
株式会社IRIAMは2018年10月にサービスを開始し、以来累計544万回ダウンロードされています。『IRIAM』は、名前の通り、Vライブコミュニティのプラットフォームを提供し、ユーザーがライブ配信を行ったり、視聴者として楽しむことができるサービスです。ユーザー同士のつながりやコミュニケーションが、距離を感じさせず、まるで隣にいるかのような体験をもたらします。
まとめ
このように、IRIAMは技術的な革新を通じて、Vライブ体験のさらなる進化を遂げています。この取り組みは、ユーザーに新しい可能性を提供し、心でつながるコミュニティの実現を後押ししています。AI技術を導入したこのプロジェクトが今後どのように発展していくのか、目が離せません。