auカブコム証券、三菱UFJ銀行傘下入りし「三菱UFJ eスマート証券」に改称
2024年11月、auカブコム証券株式会社が2025年1月末に三菱UFJ銀行の100%子会社となり、同年2月には「三菱UFJ eスマート証券株式会社」に社名変更することが発表されました。この発表は、三菱UFJフィナンシャル・グループ(MUFG)、三菱UFJ銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、そしてKDDIの4社合同で行われました。
今回の買収により、auカブコム証券は三菱UFJグループの一員となり、更なる成長を目指します。新社名「三菱UFJ eスマート証券」には、三菱UFJグループの信頼性と、auカブコム証券がこれまで培ってきたデジタル技術を融合した、スマートな投資体験を提供するという強い意志が込められています。
au経済圏におけるサービス継続
MUFGとKDDIは新たな業務提携契約を締結しており、auカブコム証券が提供してきた「auマネ活プラン」などのサービスは「三菱UFJ eスマート証券」でも継続されます。au経済圏ユーザーにとって、これまでと変わらない利便性で投資を続けることが可能です。
MUFGグループの中核ネット証券として
「三菱UFJ eスマート証券」は、MUFGグループの中核ネット証券として、グループ全体の顧客基盤との連携を強化することで、市場における存在感を高め、更なる顧客獲得を目指します。MUFGグループの幅広い金融サービスとのシナジー効果により、顧客へのより高度なサービス提供が可能となるでしょう。
今後の展望
この買収と改称は、auカブコム証券にとって大きな転換期となります。三菱UFJグループという強力なバックボーンを得たことで、より安定した経営基盤を築き、更なる事業拡大が期待されます。同時に、KDDIとの継続的な連携により、au経済圏におけるネット証券としての地位を確固たるものにしていくでしょう。
今回の発表は、日本の証券業界に大きな変化をもたらす可能性を秘めています。今後、「三菱UFJ eスマート証券」がどのように成長していくのか、注目が集まります。
詳細情報
より詳細な情報については、MUFG、三菱UFJ銀行、三菱UFJ証券ホールディングス、KDDI、auフィナンシャルホールディングスの公式プレスリリースをご確認ください。
auカブコム証券株式会社(旧社名)
金融商品取引業者登録:関東財務局長(金商)第61号
銀行代理業許可:関東財務局長(銀代)第8号
電子決済等代行業者登録:関東財務局長(電代)第18号
加入協会:日本証券業協会、一般社団法人 金融先物取引業協会、一般社団法人 日本投資顧問業協会、一般社団法人 日本STO協会、一般社団法人第二種金融商品取引業協会