ケイアイスター不動産、埼玉りそな銀行と初のグリーンローン契約を締結
2025年12月24日、ケイアイスター不動産株式会社(本社:埼玉県本庄市)は、埼玉りそな銀行(本社:埼玉県さいたま市)との間で初のグリーンローン契約を締結したことを発表しました。この契約は、シンジケーション方式において行われ、環境改善に向けた資金調達を目的としています。
グリーンローンの意義
グリーンローンは、環境に配慮したプロジェクトに限定される融資です。具体的には、温室効果ガスの排出削減や持続可能な開発を促進するプロジェクトに資金が使われます。ケイアイスター不動産は、これまでに策定したグリーンローンフレームワークに基づいて、事業に必要な資金を確保しました。これにより、今後の開発プロジェクトに取り組むことで、企業としての社会的責任を果たしています。
環境への取り組み
ケイアイスター不動産のグループは、サステナビリティと気候変動問題への意識を高めています。国産木材の使用や、分譲住宅の設計をZEH(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)に適合させることで、エネルギー消費の削減を目指しています。このような取り組みにより、事業成長と環境保護の両立を図り、持続可能な社会の実現を目指しています。
契約内容の詳細
本グリーンローン契約の主な内容は次の通りです。
- - 借入人: ケイアイスター不動産株式会社
- - アレンジャー行: 埼玉りそな銀行
- - 貸付人: 国内金融機関
- - 契約締結日: 2025年12月24日
- - 実行日: 2025年12月29日
- - 資金使途: 分譲戸建住宅の土地仕入資金および住宅建築資金
このグリーンローンの取得により、ケイアイスター不動産はサステナブルな開発促進の一環として、今後も持続可能な住宅供給を推進していく方針です。
ケイアイスター不動産のビジョン
ケイアイスター不動産の経営理念は「豊かで楽しく快適なくらしの創造」ですが、具体的には「すべての人に持ち家を」というビジョンが掲げられています。高品質でありながらリーズナブルなデザイン住宅を提供し、全国各地で住宅事業を展開しています。2025年3月期の売上高は3,425億円を見込んでおり、年間9,125棟の住宅を販売しています。
企業としての成長のみならず、環境への配慮も忘れずに、持続可能な発展を支援し続けるケイアイスター不動産。今後の活動に注目が集まります。