クリエイター支援を強化する新たな一歩
株式会社BookLiveは、クリエイター向けの総合プラットフォーム「Xfolio(クロスフォリオ)」に新サービス「クロスフォリオ出版」を追加することを発表しました。このサービスは2024年9月1日から提供され、一人の作家が電子書籍を発表するための新たな道を切り開くものとなるでしょう。
「Xfolio」の誕生と成長
「Xfolio」は、2022年2月にサービスを開始以来、「すべてのクリエイターに、スポットライトを。」というコンセプトのもと多機能を提供してきました。ポートフォリオ作成やファンコミュニティの構築、マネタイズまで幅広いサポートを展開し、これまでに累計30万作品が投稿され、7万人以上のクリエイターが登録しています。このプラットフォームは、クリエイターの収益化を促進するための強力なツールとなっています。
新たなサービス統合「クロスフォリオ出版」
このたび新たに設立される「クロスフォリオ出版」は、以前から存在していた個人作家向け電子書籍配信サービス「ブリック出版」を統合したものです。ブリック出版は2017年から数多くのジャンルをカバーし、個人作家が直面するさまざまな配信管理の課題に取り組んできました。これまでに6,000作品以上が配信され、累計15億円以上の収益が作家に還元されてきました。
この統合によって、クリエイターには一貫したサービス提供が行われ、クロスフォリオのマネタイズ手法を活用しながら、130を超える電子書店への配信が可能になります。これにより、作家の作品をより多くの読者に届ける環境が整います。
クリエイターの利便性向上を目指して
BookLiveの執行役員である横田容啓氏は、サービス統合の背景について「クリエイター支援と利便性の向上が最優先課題であるため、今回のサービス融合は必然でした」と述べています。既存のブリック出版の利用者も、従来のサービスを維持したまま、新たにクロスフォリオの機能を利用できることが大きなメリットとなります。
さらに、電子書籍の販売やオリジナルグッズのオンデマンド販売など、多様な収益化手段を展開し、クリエイターの活動をより多くの人々に知ってもらうことが期待されています。
まとめ
「クロスフォリオ出版」の導入により、これからの個人作家やクリエイターは、より強力なプラットフォームを手に入れ、自分の作品を広めるチャンスを得ることになります。これまで以上に多くのクリエイターにスポットライトが当たり、創作活動が活性化することを心から期待しています。これからのクリエイティブな世界がどのように変わっていくのか注目です。
詳細については、
クロスフォリオ公式サイトや
ブリック出版をご覧ください。