鳥取県琴浦町で開催される2大夏祭り
夏の訪れと共に、鳥取県琴浦町では地区の伝統を受け継ぐ2つの大きなお祭りが行われます。7月27日、28日に開催される「波止のまつり」と、8月6日の「火と食の祭 白鳳祭」。どちらも地域の魅力が満載で、多くの観光客が訪れる注目のイベントです。
波止のまつり
歴史ある祭り
「波止のまつり」は、70年以上の長い歴史を持つ神﨑神社の例大祭です。期間中は、普段は静かな菊港が活気づきます。特に前夜祭での賑やかな露店の並び方は、訪れる人々をトリップさせるほど。約40店舗の露店が立ち並び、懐かしさとエネルギーを感じながら祭りが始まります。
神事と花火
この祭りのメインイベントとしては、神輿が御旅所まで渡る儀式があります。3,000発の花火が夏の夜空を彩り、祭りを一層盛り上げます。打ち上げられる花火は、菊港の海面に反射され、その美しさは言葉に尽くせないものがあります。花火が終わると、灯りがともる御旅所が幻想的な空間を作り出します。スケジュールは下記の通りです。
18:30 - 神輿出御
19:30 - 神事開始
20:00 - 打ち上げ花火スタート
20:30 - 花火終了
9:00 - 子供神輿祓い
10:00 - 例大祭開催
お祭りについての詳細は、公式ウェブサイトをご参照ください。
火と食の祭 白鳳祭
4年ぶりの再開
「火と食の祭 白鳳祭」は、コロナ禍による中止を経て、今年で30回目を迎えます。東伯総合公園で行われるこの祭りは、町民が一致団結して作り上げるイベントです。地元の魅力を再確認し、次世代に繋げることを目指しています。
盛りだくさんのイベント
今年は特に多彩なプログラムが用意されています。地元女性歌手デュオ「Paix2」によるライブから始まり、伝統的な「逢束盆踊り」や「ことうら音頭」、「白鳳太鼓」が披露されます。中でも「逢束盆踊り」は、歴史深い文化財として特に注目に値します。違う地域から伝わった踊りが融合したこの盆踊りは、琴浦町の文化交流の象徴となっています。
クライマックスの花火
イベントの締めくくりには、約2,000発の花火とレーザーライトショーが夜空を彩ります。参加者は様々な屋台で、牛骨ラーメンや地酒を楽しむことができ、祭り全体が盛り上がります。スケジュールは以下の通りです。
16:10 - 豪華景品が当たる大抽選会
17:30 - ペペライブ
18:45 - 逢束盆踊り
19:00 - ことうら音頭
19:20 - 白鳳太鼓
19:40 - たいまつ行列
20:00 - レーザーライト花火ショー
このように、琴浦町では伝統と現代の文化が融合した祭りが楽しめます。ぜひ、お祭りを体験して地域の魅力を感じてみてください。