「Pass Case」がエリア外自動精算機能を新たに追加、さらなる交通利便性を実現

「Pass Case」に新機能追加で便利さが倍増！

2025年7月1日から、三井住友カード株式会社が運営する総合交通アプリ「Pass Case」に新たにエリア外自動精算機能が導入されます。これにより、交通事業者が提供する「特別な運送条件」を満たす企画乗車券を利用しての移動が一層便利になります。

自動精算機能の内容

従来、特定エリア外での乗降をする場合、窓口での運賃精算が必要でした。しかし、新たに追加される自動精算機能では、乗車時に購入したクレジットカードやデビットカードを改札の専用端末にかざすだけで、不足運賃が自動的に精算されます。このシステムによって、利用者はよりスムーズな移動が可能になり、窓口での手続きから解放されるのです。

使い方の流れ

「Pass Case」を利用するためには、まず会員登録を行い、アプリ内のチケットページから利用したい企画乗車券を購入します。購入時に使用したタッチ決済対応のカードを、改札の専用端末にタッチすることで、すぐに乗車ができます。タッチ決済は国内外で一般的に利用されており、現金や事前のチャージが不要となるため、非常に便利です。なお、Apple PayやGoogle Payには対応していないため、その点にはご注意ください。

西日本鉄道との連携

この新機能を活用した企画乗車券の一例として、2025年7月1日から西日本鉄道が販売する『福岡（天神）⇔太宰府1日フリー乗車券』があります。この券を利用することで、特定エリアを超えた乗降が簡単に行え、窓口での煩わしい手続きが一切不要となります。これは、交通機関の利便性を大きく向上させるものです。

タッチ決済の利便性

タッチ決済は、サインや暗証番号の入力が不要で、瞬時にお支払いが完了します。利用可能な場所は、コンビニ、飲食店、公共交通機関など多岐にわたります。これにより、より多くの場面で便利にご利用いただけるようになります。特に、観光客にとっては、迅速で安心安全な移動手段を提供することになります。

今後の展望

三井住友カードは、公共交通向けソリューション「stera transit」を通じて、キャッシュレス社会の促進や地域の交通利便性向上に寄与することを目指しています。さらなるMaaSプラットフォームの発展に期待が寄せられています。新たな交通の使い方や移動の創出が進めば、私たちの移動手段は大きく変わることでしょう。

今後の「Pass Case」に期待が高まります。利用者にとって、さらに便利で快適な交通手段の提供が実現するのではないでしょうか。