食材 ECサイト「OrioN Port for Japan」の誕生
株式会社OrioNが2020年7月15日にオープンした「OrioN Port for Japan」は、国内生産者や卸業者を支援する新しい食材ECサイトです。このサイトの立ち上げは、新型コロナウイルス感染症の影響で日本からの食材輸出が困難になったことを受けて実現しました。OrioNは、日本の優れた食材を海外に輸出するプラットフォーム「OrioN Port」を展開しており、そこで蓄積した知見を活かして国内市場にも目を向けることにしたのです。
「OrioN Port for Japan」の特徴
「OrioN Port for Japan」では、日本全国から選りすぐりの高品質食材を提供しています。たくさんの人々が普段手に入れることが難しい特別な食材を、卸価格で提供する仕組みが整っています。具体的には、以下のような商品がラインナップされています。
- - 豊洲市場から直送される新鮮な海鮮
- - 信頼できる問屋から仕入れた美味しい鰻
- - ブランド和牛などの高級食材
このように、食品の生産者や仲卸業者が、直接消費者に高品質な食材を提供できる機会を生み出す取り組みがなされています。さらに、売上の一部は医療従事者への寄付に充てられており、社会貢献を通じてITの役立ち方を追求する姿勢も評価されています。
サイトの利用方法
「OrioN Port for Japan」にアクセスするためには、公式ウェブサイト(
orionport.net)を訪れ、会員登録を行う必要があります。登録が完了すれば、簡単にオンラインで食材を注文することが可能です。特に、時期限定の商品も取り扱われているため、旬の食材を見逃さずに購入するチャンスがあります。
株式会社OrioNの概要
OrioNは東京都豊島区に本社を構え、海外向けの食材輸出や食材通販事業を展開しています。代表取締役社長の浜辺拓氏は、日本の食文化を世界に発信することを使命としており、「OrioN Port for Japan」を通じて、国内生産者の支援と日本の食材の魅力を広めることに力を入れています。
今後、「OrioN Port for Japan」が日本の食材業界に与える影響や、消費者と生産者との新たな関係性が如何に成長していくのか、目が離せません。食材の価値を再認識するとともに、社会とのつながりを深めるこのプロジェクトに、多くの人々が参加することを期待しています。