再使用ロケット洋上回収
2026-01-20 12:32:34

日本郵船とOceanic Constellationsが再使用型ロケットの洋上回収技術開発契約を締結

日本郵船株式会社とOceanic Constellationsは、再使用型ロケットの洋上回収に向けた共同開発を本格的に進めることを発表しました。この提携は、2025年12月1日に締結され、両社の専門技術を活かして、宇宙戦略基金での研究開発に取り組むものです。特に注目されるのは、再使用型ロケットの回収船とのインターフェイスの開発であり、実際の実証実験に向けたシミュレーションや検証が不可欠とされています。

Oceanic Constellationsは、海洋監視を目的としたUSV(無人水上ビークル)コンステレーションプログラム「海の衛星群🄬」を推進しており、その中心となるのが独自に開発した3次元デジタルツイン「MARDS」です。MARDSは、様々な環境条件を設定し、リアルな海洋状況を模擬することで、リスクシナリオの検証を行えるシステムです。この技術を用いることで、宇宙輸送インフラの洋上利用が可能になると期待されています。

加えて、日本郵船との協業により、造船業へのデジタルエンジニアリング技術の導入にも寄与するとのこと。今後、小型USVの量産においても、造船技術の革新が期待されています。

日本郵船技術開発グループの海洋技術チーム長、児玉諭彦氏は、これまで宇宙産業とは無縁であった日本郵船が宇宙事業へ参入する重要性を強調しました。再使用型ロケットと回収船とのインターフェース開発は、シミュレーション環境での検証が重要であり、Oceanic Constellationsは必要な技術を提供することから、心強いパートナーだと述べています。

Oceanic Constellationsは、2023年11月に創立された新しいスタートアップ企業で、背景には多様な専門知識を持つメンバーが集結していることがあります。海洋やIT分野など、幅広い領域の経験を活かし、海洋監視や回収船の開発におけるイノベーションを推進しており、幅広いステークホルダーとの連携を大切にしています。

今後、両社の連携による新しい宇宙輸送インフラの実現に向けた取り組みが、どのように展開されるのか、注目が集まります。特に、海洋から宇宙への接続を目指すこの試みが、宇宙産業の発展にどれほど寄与するかが期待されており、さらに海洋環境の保全にもつながる可能性が秘められています。


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会社情報

会社名
株式会社Oceanic Constellations
住所
神奈川県鎌倉市御成町8番28号
電話番号

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