着物のリメイクと整理を楽しむ講座
箪笥の奥にしまい込まれ、長い間忘れられている着物や帯。これらにはそれぞれの物語が詰まっていますが、どのように活用すれば良いのでしょうか?今回は、和裁師でありハンドメイド作家のさかくらのりこさんを講師に迎え、行われる特別講座の詳細をご紹介します。
着物を整理する理由
着物は一度購入すると、その後はなかなか着る機会が減ってしまうものです。しかし、たとえ今は着用しなくても、思い出を大切にしたり、形を変えて新しいものとして生まれ変わらせることが可能です。この講座では、参加者が自分自身の着物を見直し、何をリメイクし、何を残すかを考える良い機会となります。
講師の紹介
さかくらのりこさんは、長いキャリアを持つ和裁師であり、ハンドメイド作家です。この度の講座では、日本の伝統的な着物や帯を用いたリメイク方法を紹介します。彼女の作品は、着物の持つ美しさを引き出しつつ、現代的なファッションにアップデートされたアイテムへと仕立て直すものです。
さかくらさんの経歴
- - 一宮高校被服科卒業
- - 中部着物専門学校卒業後、3年間で300枚以上の着物を仕立て経験を積む
- - 国家技能検定和裁技能士2級合格
- - 職業訓練指導員取得(和裁)
- - 健康運動指導士資格も保有し、着物仕立てをしながらインストラクターとしての指導技術も習得
講座の内容
この講座では、具体的な仕分けと整理ナビゲーションの方法を学ぶだけではなく、自分自身の着物に対する新たな視点を獲得できることでしょう。参加者は、未着用の着物を持参し、まずそれらをさかくらさんが個別にアドバイスしながら仕分けていきます。着用を迷っている着物を手に取り、それがリメイクに適しているか、または手放すべきかを考える貴重な時間です。
また、今後着用する予定の着物については、オシャレに着こなすためのアドバイスも得られます。自分のセンスを磨きながら、着物を新しい形で楽しむ方法を探ります。
講座詳細
- - 開催日時: 2025年7月6日(日) 13:00-14:30
- - 受講料: 会員4,576円・一般5,269円
- - 開催形式: 教室
- - 主催: NHK文化センター町田教室
- - 詳細URL: NHK文化センター
いずれにしても、着物はただの布ではなく、思い出の詰まった特別なものです。この機会に自分のタンスを整理し、新たな活用法を見出してみませんか?