ウェイクボード世界チャンピオンを支えるTAKUMIモーターオイルの挑戦
ウェイクボードの世界で活躍する高岩汐音選手。2024年の『Water Ski & Wakeboard Tournament』ジュニアプロクラスで2年連続優勝を果たし、世界チャンピオンに輝いた若き才能だ。そんな高岩選手を陰ながら支えるのが、自動車用エンジンオイルで知られるTAKUMIモーターオイルである。
一見、関係ないように思えるウェイクボードとモーターオイルだが、実は深い繋がりがある。ウェイクボードでは、選手を引っ張るトーイングボートが欠かせない。高岩選手が使用するトーイングボートには、なんとTAKUMI製の船舶用マリンオイルが使用されているのだ。
トーイングボートのエンジンを支えるTAKUMIマリンオイル
トーイングボートは、単に選手を引っ張るだけでなく、波を起こす重要な役割を担う。スピードと旋回角を調整することで、選手がジャンプやトリックを繰り出すための最適な波を作り出すのだ。そのため、トーイングボートは常に最高のパフォーマンスを発揮する必要がある。
高岩選手のトーイングボートには、GM製の350馬力のハイパワーエンジンが搭載されているが、自動車とは異なりトランスミッションが装備されていない。つまり、常に全開走行状態にあるようなものだ。さらに、海上の過酷な環境は、エンジンに大きな負担をかける。湿度が高く、空気中の水分がエンジンに吸い込まれるため、陸上の環境よりも過酷な状況と言える。
親子で挑む世界への挑戦
高岩選手は、幼少期からプロウェイクボーダーである父、正人氏の指導の下、厳しいトレーニングを重ねてきた。父は、ウェイクボードとトランポリンスクール「Garden Wake & Surf」を経営し、汐音選手の師として、空中でのバランス感覚や体幹強化を徹底的に指導してきた。
2024年の世界大会では、正人氏が操船を担当。息の合った親子で挑んだ結果、見事世界チャンピオンに輝いた。高岩選手は、ウェイクボードをより多くの人に知ってもらいたいという強い思いを抱き、世界での活躍を誓っている。
TAKUMIモーターオイルの挑戦
TAKUMIモーターオイルは、「愛車を守る品質」をモットーに、自動車用エンジンオイルを開発してきた。しかし、近年は自動車だけでなく、バイクや船舶など、様々な分野へ事業を拡大している。高岩選手とのスポンサー契約は、その取り組みの一環と言えるだろう。
TAKUMIモーターオイルは、高岩選手のような挑戦者をサポートすることで、自社の技術力をアピールすると同時に、ユーザーの幸せに貢献していきたいと考えている。
ウェイクボードというマイナースポーツの世界で、世界チャンピオンに輝いた高岩選手。そして、その挑戦を支えるTAKUMIモーターオイル。二人の未来には、どんなドラマが待ち受けているのか。今後の活躍に期待したい。