スマホ市場拡大提携
2018-12-14 17:07:06
スマートフォン市場拡大に向けたレディオブックとH.I.S.Impact Financeの提携
スマートフォン市場拡大に向けた提携
近年、スマートフォンやタブレット端末の需要が高まる中、レディオブック株式会社とH.I.S.Impact Finance株式会社が提携し、さらなる供給拡大を目指しています。旅行業界から金融事業へと進出したH.I.S.Impact Financeの代表、東小薗光輝氏は、エイチ・アイ・エス出身者であり、企業の成長に大きな影響を与えています。
企業の背景
エイチ・アイ・エスは、インターネット銀行の設立を視野に入れており、その子会社として活動するH.I.S.Impact Financeは、信用保証業やファクタリング業を主に展開しています。特に、2018年の日本経済新聞でも報じられた通り、金融サービスにおける新たなビジネスモデルの構築を意欲的に進めています。
一方、レディオブック株式会社は、スマートフォンやタブレット端末の買取・修理・販売を行っており、独自の仕入れネットワークによって、特にSIMフリー端末の豊富な供給を実現しています。さらに、期間限定でバッテリー交換無料キャンペーンを実施することにより、一般消費者へのサービス向上にも努めています。
提携の目的
この両社の出会いは、オンラインサロンを通じて実現しました。ここでの交流を経て、仕入れビジネスのキャッシュフローの健全化に向けたニーズと、H.I.S.Impact Financeの企業バックファイナンスのニーズが一致することとなり、双方の強みを活かすべく提携が決定されました。
この提携により、レディオブックは「柔軟な資金体制の構築」と「ファイナンス部門の業務効率化」を進めることができるようになります。結果として、コスト削減を背景にしたリーズナブルな端末提供が可能となるのです。
市場の現状と展望
日本国内において、中古端末市場は成長段階にありますが、端末価格の高騰や流通の少なさといった課題が未解決のまま残っています。また、国際市場ではSIMフリー端末が標準となっている反面、未だにキャリアロックの文化が強く、SIMフリー端末市場の発展が妨げられています。
このような市場環境の中で、レディオブックとH.I.S.Impact Financeは、各社の特有の強みを最大限に活用し、国内市場にてSIMフリー端末および中古端末を「より安価かつ豊富に」供給することで、新たな価値を提供し、成長市場におけるプレーヤーとしての地位を確立していく方針です。
おわりに
この提携がもたらす変化は、単に端末の供給に留まらず、ユーザーの利便性向上にも繋がると考えられます。日本国内のスマートフォン市場は今後も変革を続けていくことでしょう。新たなビジネスモデルの下、両社がどのように市場にインパクトを与えるのか、注目が集まります。
会社情報
- 会社名
-
レディオブック株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区渋谷3丁目21-11渋谷サウスビル7階
- 電話番号
-
03-6433-5481