CMインハウス登場
2023-12-01 10:00:06
TVCM買付の透明化を実現する「CMインハウス」登場
新しい時代のTVCM出稿を支える「CMインハウス」
日本で初めて導入されるインハウス型TVCMツール「CMインハウス」が、広告の買付を効率的に行える新たなプラットフォームとして注目を集めています。株式会社CMIが提供するこのツールは、企業のマーケティング予算の中でも特に大きな割合を占めるTVCMの透明性を高め、効率化を図ることを目的としています。
代表取締役の田中陽樹氏は、先日まで約6年間GOに在籍していましたが、ここでの経験を活かし、「CMインハウス」の運営に注力することを決意しました。TVCMは企業の重要なプロモーション手段ですが、これまでの業界では広告代理店による不透明な取引や、高額な手数料が問題視されています。田中氏は「CMインハウス」を通じて、ユーザーにとってのメリットを最大化させるべく努力をしています。
TVCM買付の背景と課題
広告代理店が持つノウハウが社内に蓄積されないため、コストや出稿枠の合理的な判断が難しい現状があります。特に、最近では広告代理店による過剰な請求が心配される事例もあり、クライアントからの信頼性が低下しています。このような市場の課題に対し、CMIは独自のシステムを通じて広告主自身が出稿データを一元管理できる仕組みを提供します。これは、広告主が選択肢を持ち、より納得のいく形で広告を出精するための第一歩となります。
「CMインハウス」の具体的なメリット
1. CMデータの一元管理
一つ目の大きなメリットは、CM出稿データを自社で一元管理できる点です。従来は広告代理店が独占していたデータにアクセスでき、可視化されることで、自社での出稿戦略が立てやすくなります。過去の出稿データを基にした見積もり比較やデジタル広告との連携も可能となり、情報をフル活用できます。
2. 業務のスピードアップ
二つ目は、出稿業務のスピードアップです。CMインハウスでは見積もり依頼から放送後の検証までが全てオンラインで完結します。これにより、担当者のスケジュールに左右されなくなり、最大で90%以上の業務スピードアップが実現できるのです。
3. 手数料の透明化
三つ目は、手数料の適正化です。これまでTVCMにかかる手数料は明確ではなく、多くの広告主が適正価格を知ることは難しい状況でした。CMインハウスではニーズに応じた柔軟なプランを提案することで、適正な手数料での契約を可能にしています。
専門役員の参画
この新たな取り組みには、田中陽樹氏に加え、マーケティングアドバイザー顧問として田中安人氏が参画しています。田中氏は広告代理店創業の経験を持ち、両視点を通じて「CMインハウス」の価値を高めていく考えです。彼の豊富な経験と専門知識が、効果的なマーケティング戦略を生み出す基盤となるでしょう。
最後に
「CMインハウス」は、TVCMの透明化と効率化を約束する新たな選択肢として誕生しました。今後の広告業界を変える力を持つこのプラットフォームが、どのように企業の成長をサポートしていくのか、期待が高まります。
会社情報
- 会社名
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株式会社CMI
- 住所
- 東京都港区東麻布1丁目9-11GROWTH BY IOQ 1204
- 電話番号
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