学生たちが描く未来のビジネス!
2023年3月1日、東京都千代田区で行われる「学生ビジネスプランコンテスト“JUMP Vol.4”」。このイベントは、JAグループ全国組織8団体が共同設立した一般社団法人AgVenture Labが主催し、社会的課題を解決するための新しいビジネスモデルを提案する学生起業家の育成を目的としています。
JUMP Vol.4 の概要
JUMP(JA×University “MIRAI” Pitch-contest)は、農業、食、地域創生、SDGs(持続可能な開発目標)など、さまざまな分野でのビジネスプランを募集し、学生たちの起業家精神を引き出す舞台です。今年は応募総数から厳選された11組が最終審査に進み、各チームが自らのアイデアをプレゼンテーションします。審査基準には新規性、実現性、収益性、熱意、社会的インパクトが含まれており、プロジェクトの可能性が具体的に評価されます。
審査員と評価
審査は専門家によって行われ、スタートアップ支援に精通した多様な審査員が一堂に集まります。彼らは、学生たちの提案がどれだけ現実的で実行可能かを見極めるため、多角的な視点から評価します。また、コンテストの模様はYouTubeでライブ配信され、視聴者の投票によって決まる「オーディエンス賞」も設けられています。
参加チームの紹介
1.
AI Photographer(東京大学)
- プラン名:PhotoBot
2.
BitaP(東京科学大学)
- 腸内細菌データに基づく個別最適食の提案
3.
GlassMedic(大阪大学大学院)
- ガラスファイバーを用いた治療システムの開発
4.
GrapeX(東京大学)
- AIとレーザーによるぶどう栽培の省力化
5.
MICHITAL(北海道大学)
- MICHITALプロジェクト
6.
plastruclub(神戸大学)
- 中学生のためのマッチング事業
7.
QUINT(熊本大学大学院)
- ジャンボタニシ誘引駬の商品開発
8.
アオノリプラス(高知大学)
- バイオプラスチックの開発
9.
株式会社Ciel(山形大学大学院)
- 新卒高校生の就職支援サービス
10.
株式会社マツノミライ(愛媛県立今治東中等教育学校)
- マツで未来を変えるプロジェクト
11.
しかもしかも(帯広畜産大学)
- 鹿と生きるプロジェクトの提案
未来を見つめたビジネスプラン
JUMP Vol.4では、学生たちが自身のアイデアを通じてどのように社会課題を解決しようとしているのか、具体的な内容に触れることができます。各プランは独創的で、実現可能性も高く、聴衆の心をつかむ内容ばかりです。これまでのコンテストでも、多くの学生が自らの事業を立ち上げるきっかけを得ており、今回も大いに期待が寄せられています。
結論
JUMP Vol.4は、若き起業家たちの熱意と創造力を感じる場です。新たなビジネスが誕生する瞬間を見逃さないように、ぜひ、ご注目ください。