女子聖学院、中高生初の指定サングラス着用開始 - Zoffと連携して目を守る

女子聖学院中高、初めての指定サングラス着用導入へ

株式会社インターメスティックが展開するメガネブランド「Zoff」とのコラボレーションを通じて、東京都の女子聖学院中学校高等学校が2025年より、国内初の学校指定サングラスを正式に導入することになりました。この革新的な取り組みは、強い日差しや紫外線から生徒たちの目を守ることを目的としています。

このプロジェクトは、教育現場において新たな文化を発信する重要な一歩です。生徒や教育者たちと密に連携しながら進めることで、学校生活の中でサングラスを着用することを自然な習慣として根付かせることを目指しています。

試験着用を経て変わる意識

女子聖学院では、2025年10月の正式導入を前に、昨年8月に1ヶ月間のサングラス試用期間を設けました。この期間中、生徒たちは実際にサングラスを使用し、その効果や必要性を実感する機会を持ちました。結果、モニター実施前の「自分には不要」と考える生徒が約14％いたのに対し、実施後にはその数が0％にまで減少。それに伴い、サングラスを「週2回以上着用する」と答えた生徒が約80％に達したことは、意識の変化を示しています。

生徒たちからは、「目の健康も身体と同じくらい大切だと気づいた」、「紫外線の影響を意識し始めた」といったポジティブな感想が多く寄せられました。これらの変化は、紫外線対策に対する意識の高まりを如実に物語っています。

セレモニーで新たな文化の誕生

2025年10月27日には、全校生徒と教職員が集まり、サングラス着用のセレモニーを開催。生徒代表が「なぜ学校生活でサングラスを着用するのか」や、紫外線から目を守る重要性を語る場面は大変印象的でした。生徒たちが自ら選んだサングラスをかける瞬間は、未来への希望を感じさせる感動的なシーンとなりました。

さらに、藤田医科大学の山本特任教授による「紫外線と目の健康」についての特別授業が行われ、科学的観点からサングラスの必要性を深く理解する機会も提供されました。この取り組みを通して、生徒たちは日々の紫外線対策の必要性を体感的に学びました。

JSG “ME” RAI Projectの今後

女子聖学院中高では、「JSG “ME” RAI Project」に基づき、生徒たちが主体的にサングラス啓発活動を行う計画です。紫外線対策の大切さを広めるための様々なイベントや情報発信が今後の活動の中心となり、社会全体に紫外線対策の文化を広げる役割を果たします。

Zoffは、このような新たな取り組みを通じて、特に若年層にとってサングラスのイメージを変えることを目指しています。「めのため、未来のため」という理念のもと、教育現場と協力しながら、目の健康を守る新常識の確立に取り組んでいくとのことです。

SNSでの情報発信

また、Zoffはサングラスの啓発を目的としたSNSアカウント「放課後サングラス部」をInstagramとTikTokで開設。若い世代に向けて、サングラスが生活の一部として自然に取り入れられる文化の浸透を狙っています。

女子聖学院中高の挑戦、そしてZoffのサポートにより、未来を見つめる生徒たちの目を守る活動が始まります。この取り組みが全国に広まり、新たな文化を形成していくことでしょう。

「サングラスはただのファッションではなく、目を守るための必要なアイテムです」と、女子聖学院の生徒たちは声を揃えました。これからも目の健康を思う生徒たちの意識が、社会全体に広がっていくことを期待しましょう。