渡辺久信が語る西武ライオンズの20年
株式会社カンゼンが12月18日に発行する『獅子回顧録』は、元選手であり、監督、そしてフロントの役割を担ってきた渡辺久信さんの貴重な回顧録です。彼のキャリアは、ライオンズにとっての激動の20年間を物語っています。
この本は、渡辺さんが自身の野球人生を振り返り、ライオンズが強いチームであり続けるために尽力してきた軌跡を描いています。特に2004年から2024年まで、二軍投手コーチとして復帰したところから、ゼネラルマネージャーとしての役割まで多岐にわたります。
各章の内容
本書は6つの章から構成されています。
1.
野球人生をかけた最後の1年 - GM兼代行監督の2024年の経験について。
2.
勝つ喜びから教える喜びへ - 現役選手としての1984年から2001年の時代。
3.
若手を使い続けて育てる - コーチ・監督としての2004年から2013年の活動。
4.
育成・補強が実った10年ぶりの優勝 - シニアディレクターおよび編成部長としての役割について。
5.
常勝球団を作る難しさ - GM時代の2019年から2024年にかけて。
6.
愛するライオンズの未来 - 2025年以降の展望。
渡辺さんは、自身の経験を通じてチームのアイデンティティや将来の可能性についても深い洞察を提供しています。特に若手選手の育成については、選手としての経験と監督としての視点からの重要なメッセージが込められています。
渡辺久信さんのプロフィール
渡辺久信さんは1965年に群馬県桐生市で生まれ、前橋工業高校では甲子園出場を果たしました。1983年に西武ライオンズに入団し、主力投手としての幅広い活躍を見せました。最大3回の最多勝、1回の最高勝率を記録するなど、数々の栄光を手にしています。また、1000勝以上を誇る成功した監督の一人であり、選手からフロントへのキャリアチェンジも成功させました。
書誌情報
- - 書名: 獅子回顧録
- - 著者: 渡辺久信
- - 出版日: 2025年12月18日
- - 出版社: 株式会社カンゼン
- - ページ数: 224ページ
- - 価格: 定価1,980円(税別1,800円)
- - ISBN: 978-4-86255-786-5
- - 商品URL: カンゼン公式サイト
この本は、野球ファン必見の内容となっており、ライオンズの未来を知る上でも参考になるでしょう。渡辺久信さんの熱い思いが詰まったこの一冊をぜひお手にとってみてください。