接遇力を学ぶ
2025-10-24 15:14:13

新潟ビジネス専門学校の学生が接遇力を実践で学ぶ機会を提供

新潟ビジネス専門学校(NBC)では、医療関連職に必要なスキルの一環として、「接遇力」に特化した研修を実施しました。10月21日、同校のくすり・登録販売者学科の2年生が参加した「サービス介助基礎研修」は、公益財団法人日本ケアフィット共育機構が主催しました。このプログラムは、特に高齢者や障がいのある方に適切に対応するための介助技術と、思いやりのあるコミュニケーションスキルを実践的に学ぶ内容です。学生たちは、将来ドラッグストアや調剤薬局で働く準備として、思いやりの行動を身につける良い機会となりました。

約2時間にわたった講座では、車いす利用者や視覚に障がいのある方への対応に重点を置きました。車いすの操作に関しては、学生たちが実際に車いすを押したり、利用者役としてその感覚を体験しました。研修を通じて、「車いす利用者の目線に合わせて会話をする」「声をかけるタイミングを逃さない」といった細かな配慮の必要性を深く理解することができました。

また、視覚障がい者の体験でも、視野が狭まるゴーグルを装着することで、実際に見えにくさを体感しました。そこで学んだことは、「人によって異なる見え方を理解する」ことや、「声をかける前に体に触れない」「具体的な言葉で状況を伝えること」がいかに重要かということです。

研修を終えた学生たちの感想には、実際に車いすを操作してみて難しさを実感したという意見や、介助されて安心感を得られたこと、そして相手の目線を理解する大切さに気づいたという声がありました。これらの経験を通じて、学生たちは心のケアの重要性やホスピタリティの本質を学ぶことができました。

登録販売者として求められるスキルは、ただ単に薬に関する知識だけではありません。高齢者や健康に不安を抱える方々への対応も重要であり、そのためには「人と関わる」姿勢が不可欠です。今回の研修を通じて、学生たちは薬を扱う専門職としての責任だけでなく、人との関わりの大切さを実感しました。

新潟ビジネス専門学校は、国家資格取得を目指す専門的な教育プログラムに加え、ホスピタリティ教育にも力を注いでいます。このような外部講師による介助研修や実店舗での実習を通して、学生たちは相手を理解する接遇力と、薬に関する専門知識をバランス良く身につけています。今後も介助、救護、接遇といった実践的な学びを重視し、地域社会に貢献できる登録販売者を育成していく方針です。

さらに、学生たちには、インターネットで提供されるサービス介助基礎研修も経験させており、実践的な学びを深化させています。国家資格取得に向けたしっかりとしたプログラムを通じて、理論だけでなく実践的なケアを学ぶ機会が用意されています。

新潟ビジネス専門学校は、13,000人を超える卒業生を輩出する実績を持ち、医療事務、くすり、美容、接客、情報、IT、デザイン、経営など、多岐にわたる分野で人材を育成しています。質の高い実践教育を提供し、地域社会に貢献し続ける姿勢が評価されています。


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株式会社NSGホールディングス
住所
新潟県新潟市中央区古町通2-495 
電話番号
025-364-7011

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