赤膚焼の未来
2025-08-14 12:06:24

奈良の赤膚焼が織りなす新たな工芸の未来と挑戦

奈良の工芸が未来へ挑む「HIJIKA-ひじか-」プロジェクト



奈良の赤膚焼を用いた新たなプロジェクト「HIJIKA-ひじか-」が、デザイン・プロダクトを展開するasuworks(アスワークス)から立ち上がりました。このプロジェクトは、工芸技術を未来へと継承することを目指し、伝統美と現代的な生活様式を融合させる挑戦です。

千年の歴史を持つ赤膚焼



奈良には千年以上の歴史を持つ赤膚焼があります。失われつつある工芸技術を継承するため、若手工芸士たちが一年以上にわたり試行錯誤を重ね、土の温もりを纏ったランタンシェード「HIJIKA-ひじか-」が誕生しました。この新しいプロジェクトはアウトドアでもインテリアでも楽しめる、独自の光の工芸として注目を集めています。

工芸士との協力による創作の工程



「HIJIKA-ひじか-」は、新ブランド「artizm.(アルチズム)」の第2弾として位置付けられています。artizm.は、日本各地の工芸士をアーティストとして紹介し、その作品を現代のライフスタイルに適応させ、未来へ技術と文化を受け継ぐことを目的としています。赤膚焼の若手工芸士・菅原尚己氏が手掛けたこの作品は、一つ一つ手作業で成形され、釉薬の調合や焼成温度の調整が行われました。

陶芸がもたらす暮らしの美



手に納まる瞬間、しっとりとした感触が伝わる「HIJIKA-ひじか-」は、灯火をともすことで柔らかな光と優しい陰影を生み出します。また、このシェードはキャンドルシェードとしてだけでなく、お香カバーとしても利用でき、日常空間に穏やかな彩りを加えてくれます。

ただ守るだけではない工芸の在り方



このプロジェクトが目指すのは「守るためだけの工芸」ではありません。使われ、次の世代に自然と受け継がれていく工芸を願っています。奈良の伝統工芸品を多くの人に知ってもらい、「真に良いもの」として見極める力を付けてもらうことが目標です。

プロジェクトの詳細



「HIJIKA-ひじか- 土の温もりと灯火の融合」プロジェクトの開始日は2025年8月16日から9月15日まで。実施先はMakuakeで、詳細は公式サイトにて確認できます。お問い合わせはasuworksの田代敦士氏まで。

工芸が未来へどのように進化していくのか、私たちの生活にどのように息づくのか。その行く先が今から楽しみです。これからも工芸の魅力を伝えていきます。


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会社情報

会社名
asuworks
住所
奈良県奈良市平松4-8-47
電話番号

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