未知の世界へ飛び出す、Arduino UNO Qプラットフォーム
先日、マウザー・エレクトロニクスがArduinoの最新のUNO Qプラットフォームの取り扱いを開始しました。これは、高性能コンピューティングとリアルタイム制御を融合させた革新的なソリューションで、新しいイノベーションの基盤として注目されています。
UNO Qプラットフォームの特徴
UNO Qは「デュアルブレイン」アーキテクチャを持ち、QualcommのDragonwing QRB2210とSTMicroelectronicsのSTM32U585を組み合わせたマイクロプロセッサを搭載しています。これにより、高効率なパフォーマンスを実現し、次世代のロボティクスやIoTソリューションに最適です。
具体的には、クアッドコア2.0GHz CPU、Adreno GPU、そして2基のISPを備えており、マシンビジョン機能など高度な技術もサポート。このコンパクトなプラットフォームは、コスト効率にも優れています。
開発者に優しい設計
UNO Qは、2GBのRAMと16GBのオンボードeMMCストレージを搭載しています。開発者にとって嬉しいのは、あらかじめ搭載されたArduino App Labがある点です。このオープンソースプラットフォームは、AIソリューションの迅速な発想から試作、製品化までをサポートします。
さらに、Arduino App LabとEdge Impulseプラットフォームの統合により、AIモデルの構築や最適化作業が効率化!物体検出や環境音認識など、多彩な機能を実現可能です。
接続性と拡張性
UNO Qには、デュアルバンドWi-Fi® 5(2.4/5GHz)及びBluetooth® 5.1を備えた無線モジュールが搭載されており、ワイヤレス接続が容易に行えます。加えて、従来のUNOヘッダーやQwiic I2Cコネクタにより、拡張性も抜群です。
さらに、USB Type-Cコネクタを通じて電源供給や映像出力までサポートし、8×13のLEDマトリクスによって視覚的なフィードバックも提供します。
今後の展望
UNO Qの展開は、数多くのエンジニアたちに新しい発想を与えることでしょう。Arduinoの持つコミュニティの力を生かし、多くの革新的なプロジェクトが生まれることが期待されます。マウザーの最新ニュースや新製品情報は公式ウェブサイトで確認可能です。
詳しい情報は以下のリンクからチェックできます。
マウザー・エレクトロニクスは、最新の半導体や電子部品を取り扱い、エンジニアのサポート役としても幅広いサービスを提供しています。急速に進化する技術に対応し、プロジェクトのニーズに合った情報を届ける努力を続けているのが特徴です。これからの製品やサービスのアップデートも見逃せません!