第9回 日本AED財団 Schoolフォーラムの開催
今年度、第9回となる日本AED財団 Schoolフォーラムが、川崎市の下小田中小学校で開催されます。このフォーラムは、学校における児童生徒の突然死を撲滅することを目的としており、具体的には教員による救命教育の重要性を広めるための取り組みが中心となっています。
突然死は、学校において児童生徒が死亡する際の主要な原因の一つです。これを受けて、文部科学省は危機対応能力の向上を図る指針を示しており、心肺蘇生法やAED(自動体外式除細動器)の活用を推奨しています。また、令和3・4年度から施行された中・高等学校の学習指導要領では、生徒が一次救命処置を習得するための実習が義務づけられています。
特に、さいたま市では、平成23年に駅伝練習中に発生した悲劇をきっかけに、「ASUKAモデル」という教育テキストが作成され、小学校から一貫した救命教育が行われています。このような自治体の取り組みは広がりを見せており、児童生徒自身が救命処置を実践することで、多くの命が救われる事例も増えてきています。
フォーラムでは、2部構成で進行します。第1部では実際の教員による心肺蘇生法やAEDの使用方法に関する公開授業が行われます。この授業を通じて、参加者は救命教育の具体的な内容とその重要性を目の当たりにすることができます。第2部では、医療・救急関係者、教育委員会、文部科学省、保護者などさまざまな関係者が一堂に会し、「学校での突然死ゼロ」の目標を達成するための取り組みを考えるシンポジウムが開催されます。
フォーラムの詳細
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第1部: 教員による救命教育の公開授業(13:15~14:00)
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第2部: シンポジウム(14:10~16:10)
- - 場所: 川崎市 下小田中小学校
- - 参加費: 無料
- - 申し込み: 事前申し込み制、定員200名、申し込みは2026年4月30日締切。定員に達し次第、締め切ります。
このフォーラムは、次世代を担う子どもたちにとって欠かせない命の教育が行われる貴重な機会です。ぜひ多くの方々に参加していただき、一緒に「学校での突然死ゼロ」を目指す意識を高めていきましょう。