革新技術による照明の新時代
2025年7月、日本に新たなライティング革命がもたらされます。イタリア生まれのLED照明システム「CoeLux®」のライセンス生産が、ラフォーレエンジニアリング株式会社(森ビル株式会社グループ)によって行われることが決まりました。この革新的な照明技術は、室内に青空と心地よい陽射しを再現し、居住空間を新たな次元へ引き上げるでしょう。
CoeLux®の魅力とは?
「CoeLux®」は、非常に高い技術力を駆使して、屋内空間の中にまるで自然の青空が広がっているかのような錯覚を引き起こします。特殊なナノマテリアルパネルを使用し、自然界に見られるレイリー散乱を模倣することで、窓のない室内でも青空と陽射しが差し込むような体験を提供します。この技術により、心理的なストレスを軽減し、開放感をもたらすことが期待されています。
この斬新な照明システムは、オフィスビルや商業施設、医療福祉施設、公共施設など、多様な空間での利用が進められています。特に、自然光が不足しがちな地下空間や窓のない部屋において、大きな価値を発揮することでしょう。
製品紹介動画はこちらでご確認いただけます。
新ブランド『Azzurro』のスタート
国内生産の開始に伴い、ラフォーレエンジニアリングは新たなブランド『Azzurro』を立ち上げます。『Azzurro』は、イタリア語で「青」を意味し、特に青空を象徴しています。このブランド名には、品質にこだわる情熱とイタリアのテクノロジーの融合が表現されています。
新ブランドのロゴには青空と陽射しがシンボルとしてデザインされており、美しい製品の魅力を引き立てています。
「Azzurro」では、CoeLux®の既製品から厳選した製品を製造し、日本の市場にマッチするようなオリジナル製品の開発も進めます。これにより、コストを抑えつつ高品質な製品提供を目指しています。2025年7月からは、先行品の受注が開始され、その秋からは市場に流通する見込みです。
ラフォーレエンジニアリングの歴史
ラフォーレエンジニアリングは、2017年からイタリア・CoeLux社の日本における代理店として製品の輸入販売を行ってきました。これにより、照明業界に新たな風を吹き込み、多くの実績を蓄積してきました。新たに締結されたライセンス生産契約は、日本国内での新たな製品の販売展開の第一歩となります。
CoeLux社は、イタリアの大学教授によって設立された企業であり、グローバルな展開を行っていることも特徴です。このような背景を持つラフォーレエンジニアリングが、日本市場に新たな価値を提供することが期待されています。
未来の展望
日本での生産開始により、『Azzurro』ブランドは今後の照明市場に革新をもたらすことでしょう。革新的な技術とデザインで、生活空間に彩りを加えるその姿勢には大きな期待が寄せられています。新しい照明の在り方を模索する中で、私たちの生活はより明るく、豊かなものになっていくでしょう。
「CoeLux®」と『Azzurro』の台頭によって、これからの日本の空間デザインがどのように進化していくのか、目が離せません。