BobCAD-CAM新ソフト「Gear+」「SenMoji+」で設計効率が大幅改善

BobCAD-CAMの新しいアドオン機能「Gear+」「SenMoji+」

株式会社システムクリエイトは、CAD/CAMソフトウェアの世界的なブランドBobCAD-CAMが提供する最新バージョン「BobCAD-CAM V37」に対応した独自のアドオン機能、「Gear+」と「SenMoji+」を発表しました。これにより、設計業務の効率が格段に向上し、ユーザーの生産性を大幅に高めることが可能になります。

「Gear+」の特長

「Gear+」は歯車設計を簡素化するために特化したツールです。このアドオンによって、ユーザーは専門的な知識がなくても、煩雑な計算作業を手軽に行えます。具体的には、インボリュート外歯車や内歯車の平歯車を、必要な数値を入力するだけで自動的に描画できるのが大きな魅力です。ユーザーは「歯直角モジュール」「歯数」「歯直角圧力角」を設定することで、自動的に標準的な歯車設計が完成します。さらに、必要に応じて他のパラメータを調整することで、カスタム設計も実現可能です。

汎用性の高い作成方法

「Gear+」では、さまざまな作成方法に対応しています。例えば、「オーバーピン法」「またぎ歯厚法」「弦歯厚法」などを駆使して、ユーザーは多種多様な設計に柔軟に対応できます。これにより、製造業の現場におけるニーズに応じた精密な設計が実現します。

「SenMoji+」の特長

もう一つの注目すべきアドオン、「SenMoji+」は、文字を中心線で簡単かつ迅速に描画することができる画期的なツールです。彫刻加工の際に、文字を中心線に沿って作図するプロセスが非常にスムーズになります。具体的には、日本語の全角非漢字524文字や、第一水準・第二水準漢字に対応しており、デザイン作業を効率化します。文字の高さ、幅、行間を数値入力で簡単に調整できるため、ユーザーはより自由にデザインをカスタマイズできます。

加工シミュレーションの利点

「SenMoji+」では、彫刻加工シミュレーションを通じて、ユーザーは最終的な製品のイメージを事前に確認しながら作業を進められます。これにより、設計誤差を極力減少させ、安心・安全な製造プロセスを実現します。

さらなる可能性に向けて

システムクリエイトは、これらの新アドオン「Gear+」、「SenMoji+」を通じて、ユーザーの設計にかかる時間を大幅に短縮し、より効率的な製造プロセスを提供します。今後も、設計者のさまざまなニーズに応えるソリューションを提供し続ける構えです。CAD/CAMソフトウェアの新たな可能性を追求しながら、ものづくり企業への支援体制を強化していきます。

BobCAD-CAMとシステムクリエイトの概要

BobCAD-CAMは、手頃な価格で高機能なCAD/CAMシステムとして、世界中で110カ国以上に展開されていて、15万以上のインストール実績を誇ります。特に、個々の加工に合ったモジュールを提供しており、ユーザーはニーズに応じてカスタマイズ可能なメリットがあります。

システムクリエイトは、CAD/CAMソフトウェアだけでなく、3Dプリンターや3Dスキャナーなど、ものづくりに必要な技術支援を幅広く提供しています。このように、最新のツールやソフトウェアを利用して、製造業の進化に寄与し続けることが、同社の目指すビジョンです。