広島のWEAVEが提供する新しい実践型生成AI学習サービスとは

WEAVEが贈る新サービス「ミーネクスト」

広島県東広島市に本社を置く株式会社WEAVEが、生成AIを用いた実践型学習サービス「ミーネクスト」を2025年5月8日より正式に提供することを発表しました。このサービスは、生成AIの可能性を最大限に引き出し、様々な業種で実践的な学びを提供することを目的としています。

“真似できるプロンプト付きAIレシピ”が特徴

「ミーネクスト」では、製造、建設、教育、福祉、食品といったニッチな業務シーンに特化した100本以上の実践型AIレシピ動画を用意しています。それぞれの動画は、的確なプロンプト付きで設計されており、「見てすぐ真似できる」内容になっています。このため、ユーザーは興味を持ったその場で実践することが可能です。

また、ミーネクストコミュニティでは、質問投稿や講師との1対1の相談を通じて学びを深めることができます。これにより、受講者が実務にAIを生かせる力を身につけるためのサポートを積極的に行います。

多彩な業種に対応

「ミーネクスト」のレシピ動画は、様々な業種の“現場の困りごと”を解決する内容になっています。たとえば、製造業では効率的な作業手順を解説、建設業では施工管理に役立つ技術を紹介、食品業界では調理や品質管理のヒントを提供しています。また福祉や教育分野でもそれぞれの現場に即した解説が行われます。これにより、多様な業種のニーズに応えることができるのです。

学びを日常に活かす試み

「ミーネクスト」では、特別な人だけが生成AIを使いこなせるのではなく、誰もが日常生活で役立てられるようにする取り組みも行っています。例えば、母の日に向けては、ギフト選びやメッセージ作成、花の手入れ方法など、日々のちょっとした困りごとを解消する1分動画が公開されています。これにより、初めて生成AIを試すきっかけを提供します。

生成AIに関する課題

近年、生成AIに関心を持ちながらも「見えない壁」に阻まれている多くの人々の声が聞かれます。活用したいと思っても具体的な業務へ落とし込むスキルが不足しているため、利用経験率は実に13.1％と低いのが現実です。WEAVEの代表、久保直樹氏は、「この課題を解決するためには、学べる環境、相談できる環境、そして続けられる環境が不可欠である」と語ります。そこで「ミーネクスト」の開発が始まりました。

教育者としてのビジョン

久保氏は教育現場の経験を基に、実際に使えるようになるための仕組みを重視しています。「知識を増やすだけではなく、動ける人を育てる」ことを目指す「ミーネクスト」は、教育者としての根本的な理念を反映したサービスです。

また、今後は企業や自治体との連携を通じて、地域単位でのDX推進に努め、生成AIを実務で使えるスキルを持った人材を育成していく予定です。「ミーネクスト」は、その一環として、生成AIを活用した取り組みを広めていきます。