NEC初のチーフ・デザイン・オフィサーが語る経営とデザインの接点
企業経営のあり方が変わりつつある昨今、デザインと経営の統合が求められています。特にNECでは、チーフ・デザイン・オフィサー(CDO)の勝沼潤氏による新刊『経営にデザインを接続する チーフ・デザイン・オフィサーの条件』が注目を集めています。この本は、NECが歩んできた変革の過程と、経営におけるデザインの役割を体系的に示すものです。
書籍の概要と特徴
本書は、2000年代以降の顧客体験(CX)の重要性が高まる中で、企業の意思決定過程が依然として旧来の枠組みにとらわれている現実に警鐘を鳴らします。勝沼氏は、企業活動に影響を与える多様な関係者を含めた価値の成り立ちに焦点を当て、部分的な改善ではなく、経営全体の再考が必要だと訴えています。
また、NECではデザイン、ブランディング、コーポレートコミュニケーションを統合し、戦略的な価値創造に貢献してきた実践事例を豊富に取り上げています。これにより、競争の軸が単なる製品性能から、企業と顧客との長期的な関係へと移行していることを示し、デザインを経営の中核機能として位置づける重要性を強調しています。
CDOの役割とは?
本書は、CDOの役割を「深さ・幅・高さ」という観点で体系化しています。デザイン責任者としての役割を越え、企業活動における価値の在り方そのものを再設計する必要があると示唆します。さらに、12人の経営者や実務家へのインタビューに基づく多面的な知見も取り入れられており、デザインの戦略的な側面を多角的に探る内容となっています。
デザインの未来とNECのビジョン
本書は、デザインが経営においてどのように必要とされるのか、その理由を明らかにするだけでなく、今後の企業経営におけるデザインの価値を提示しています。勝沼氏は、デザインを経営の中心に据えた価値創造をさらに推進し、顧客や社会に新たな体験価値を提供することを目指しています。
本書は、経営者やビジネスリーダーだけでなく、デザインの重要性を再認識したい全ての方々にとって必読の一冊です。今後のビジネスシーンにおいて、デザインは単なる装飾にとどまらず、企業成長の鍵を握る存在であることをこの書籍は教えてくれます。
書籍詳細
- - 書名:経営にデザインを接続する チーフ・デザイン・オフィサーの条件
- - 著者:勝沼潤(NEC チーフ・デザイン・オフィサー)
- - 発行:ダイヤモンド社
- - 発売日:2026年6月9日
- - 価格:1,760円(税込)
NECのデザインに関する情報
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NECのデザイン公式サイトをご覧ください。
本書に関する問い合わせは、NECコーポレートデザイン統括部まで。
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