2025年2月7日と8日の両日、埼玉県杉戸町にて「第12回協働型災害訓練in杉戸」が無事に終了しました。本イベントは地域の力と学生の力を融合させたもので、防災に対する意識を高めることを目的としています。今年度のテーマは「地域のチカラ×学生のチカラ〜防災×ゲーミフィケーション〜」であり、2日間にわたり延べ200名以上の方々が参加しました。
初日には、ゲーミフィケーションに関する研究を15年以上行っている東先生の特別講演が行われ、参加者はゲーム要素を取り入れた新しい防災のアプローチについて学びました。また、全力で準備に取り組んできた学生による発表も好評を得て、地域と大学の連携の重要性が再確認されました。
さらに、杉戸高野台の区長も参加し、地域の防災活動への理解を深める機会となりました。動物支援ナースとして知られる「オレンジ軍団」の全国からのメンバーも集まり、様々な背景を持つ参加者同士の交流が促されました。
多くの回から集まった証言からもわかるように、参加者たちはこの場を通じて感じた満足感を口にしていました。皆さんの支えや協力があったからこそ、このような場を続けられていることに、実行委員一同、感謝の気持ちでいっぱいです。
当日の様子を伝える速報版もリリースされ、次回の参加者に向けた期待が寄せられています。来年は2026年2月6日から7日に開催予定とのことで、地域の防災活動に貢献できる機会が広がることでしょう。
今回の訓練では、地域の自主的な防災活動を通じて人と人との絆が深まり、災害に備える意義と重要性が再認識されました。来年度も引き続き多くのご支援をお願い申し上げます。
また、開催当日は参加者との記念撮影も行い、多くの思い出が刻まれました。防災の知識を学ぶことはもちろん、みんなで楽しむことも重視されたこの訓練は、本来の目的に加え、参加者にとってかけがえのない経験となったことでしょう。
埼玉県杉戸町が主催し、数多くの団体が後援するこのイベントは、地域と学生が連携し新しい風を吹き込む貴重な取り組みとして、今後も注目を集め続けることでしょう。