ほっかほっか亭と三井住友カードが新たなプロモーションに挑戦
近年、飲食業界においては、顧客接点を強化するためのプロモーション施策が重要視されています。そんな中、三井住友カード株式会社(東京都江東区)とCCCMKホールディングス株式会社、そして株式会社ほっかほっか亭総本部がタッグを組み、「stera ads」を活用した新たなプロモーションの実証実験を発表しました。
「stera ads」とは?
「stera ads」は、三井住友カードが提供する広告配信サービスで、決済端末「stera terminal standard」を介して顧客に商品情報やキャンペーン内容を届ける仕組みです。このサービスは、特に会計前のタイミングで情報を提示することにより、購買行動を促進する効果を持っています。
実証実験の内容
今回の実証実験は、ほっかほっか亭における顧客との接点をより強化することを目的に設定されており、以下のようなユニークな施策を盛り込みます。
1. サンプリングと広告の連動
実施方法の一つとして、会計時にメーカー商品のサンプルを配布しつつ、「stera terminal standard」を通じて対象商品の広告を同時に表示します。この方法では、手元にサンプルがある状態で広告が目に入ることにより、商品の記憶への定着が高まり、購買意欲の向上が期待できます。
2. レシート広告の活用
会計後に発行されるレシートには、Vポイント提携先で対象商品を購入することでポイントが得られるエントリーキャンペーンのQRコードが含まれます。このQRコードをスマホで読み取ることで、スムーズにキャンペーンに参加できる導線を作り出します。これにより、テイクアウト専門の店舗からスーパーマーケットやドラッグストア等への送客が促進されます。
3. エントリー促進
レシートに掲載されたQRコードから直接エントリー可能であり、「Vポイントがもらえます」というポイントの明確なメリットにより、参加率が向上します。これは、実際の購買行動にも繋がりやすい仕組みです。
4. すべての店舗を横断した購買促進
キャンペーンにエントリー後、参加者は提携先の店舗で対象商品を購入することで、Vポイントが得られるようになっています。これにより、teテイクアウト専門店での接触をきっかけに、一般小売店舗での購入を促進し、商品の売上を横断的に向上させる狙いがあります。
5. 効果の検証
本施策の大きな特徴は、サンプリングの「配布後、何もしない」という状態にしないことです。キャンペーン終了後には、サンプリングがどれだけ購買に結びついたかを分析し、その定量データをほっかほっか亭やメーカーに還元する仕組みが設けられています。このように「三方良し」のプロモーションモデルを確立することで、次回の施策改善へと繋げます。
今後の展望
三井住友カードは、本実証実験を通じて新しい店頭プロモーションの可能性を探ります。CCCMKHDとの連携を強化し、「Vポイント」と決済を組み合わせた利便性の高いサービスを顧客に提供することを目指しています。さらに、steraを活用したデジタル販促支援を通じて、加盟店の顧客体験価値の向上にも注力していく方針です。
このように、ほっかほっか亭と三井住友カードの新たな取り組みは、飲食業界におけるプロモーションの未来を示すものと言えます。今後の展開に注目です。