博多織暖簾の誕生
2025-12-09 11:06:24

大丸別荘と西村織物が共演!博多織暖簾の誕生秘話

博多織のあたたかさ、宿の入口に



福岡県筑紫野市の「大丸別荘」は、創業から160年を迎えた今年、特別な暖簾を新たに導入しました。地域の織物工房「西村織物」との共同制作になります。この暖簾は、博多織の伝統的な技術を活かし、宿の入口にぴったりの一枚として仕上げられています。

伝統の魅力を宿に取り入れる


大丸別荘は、他にも地元の特産品を使用した料理を提供し、地域と共に営む宿を目指していましたが、今回の暖簾制作はその新たな試みとなります。この暖簾は、ただの装飾にとどまらず、宿泊者に福岡の文化を感じてもらう大切なアイコンとしての役割を果たします。

新たな暖簾の特徴


1. 素材選定のこだわり
博多織の中でしっかりとした密度を誇る生地を使用し、絹の持つ美しい光沢感は玄関に特別な深みを与えます。これにより、宿の印象が一段と華やかになります。

2. 旅館空間との調和
新しい暖簾は、宿の建築デザインや照明ともマッチし、訪れる人々を心地良く迎え入れるために作られています。

3. 筑紫野の文化を反映
共同制作した西村織物は、地元の織物職人の手によるもの。地域文化を体現することで、宿の理念がより強まります。

4. モダンなデザイン
耐久性にも優れながら、絹の美しさを維持しているため、長期間使用できるデザインとなっています。

西村織物の歴史


西村織物は、江戸時代から博多織の伝統を受け継ぎ、現在でも高い品質を誇る織元です。彼らの工場には、ギャラリーショップ「ORIBA」が併設されていて、訪れる人々は職人の技術や織物を直接見ることができます。近年ではバッグやインテリアに応用した商品開発にも取り組み、博多織の魅力を新しい形で届けようとしています。

今後の展望


大丸別荘の今回の暖簾は160周年記念プロジェクトの一環であり、今後も「地元筑紫野・福岡」の豊かな文化資産を体験できる取り組みを進める予定です。具体的には、館内ショップでの博多織を用いた新たなインテリア商品や、ワークショップの開催などが計画されています。

結びに


大丸別荘は、暖簾制作を通じて新たな地域文化との結びつきを大切にし、今後とも「ふるさとステイ」を深化させることを誓っています。地域の特産物や文化を次世代へとつなげる役割を果たす宿の姿勢に、これからも目が離せません。


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会社情報

会社名
株式会社大丸別荘
住所
福岡県筑紫野市湯町1丁目20-1
電話番号
092-924-3939

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