新WEBサービス『Hello!OHANA』が始動
10月10日(火)、動物たちの成長をサポートするWEBサービス『Hello!OHANA』が新たに提供を開始しました。このアプリでは、ユーザーが全国の動物園や水族館からお気に入りの動物を選び、その動物に「食事」をプレゼントすることができます。プレゼントされる食事は、果物や野菜、魚など、選ばれた動物が食べられる食材であり、各生産者や漁港から各動物園・水族館へと送られます。
特筆すべきは、これらの食材が見た目の理由から規格外となり、市場で売りにくくなった農産物を活用している点です。この取り組みは、フードロスを防ぐことにもつながっています。ユーザーが食事をプレゼントした場合、金額や継続日数に応じて動物たちから感謝の気持ちが返されます。具体的には、動物たちが食事を楽しむ様子を収めた動画や、オリジナルグッズなどの特典を受け取れる仕組みが用意されています。
新しい推し活を楽しむ
従来のように動物園や水族館へ足を運ぶだけでなく、離れた場所からでも動物たちの成長を見守り、支援できるサービスとして、多くの人々に新たな“推し活”の楽しみを提供します。既に2023年10月1日現在で、全国5つの動物園や水族館と提携しており、動物の種類は9種類、合計で30匹の動物から選ぶことができます。
特典内容
『Hello!OHANA』では、ユーザーが行った支援に対して特典があります。まず一つ目は、「食事」動画のプレゼントです。ユーザーがプレゼントした食事を楽しむ動物の動画が提供され、これは食事を購入した月の翌月末までに送られます。
次に、「OHANAマイル」を貯めることができ、そのマイルに応じて推しの動物の写真やLINEスタンプなどのオリジナルギフトが贈られます。このように、ユーザーは動物とつながる嬉しい体験を享受できます。
動物たちへの想い
このサービスは、代表取締役の棚木悠氏の強い想いから生まれました。2020年から2021年にかけて、水族館や動物園の経営難によって、いくつかの施設が閉園し、動物たちが孤独に過ごす姿に心を痛めた彼は、動物たちが人間の家族のような存在になることを目指し、このアプリを立ち上げました。
動物園や水族館は、運営コストが高く、赤字経営が続く施設も少なくありません。寄付だけでは限界があり、新しい形での支援が必要です。『Hello!OHANA』は、デジタルの力を活用し、ユーザーと動物たちの関係を深めることで、共生できる社会を創出することを目指しています。
公式サイト:
Hello!OHANA