いまばり映画祭が初開催!
今治市は2025年に合併20周年を迎えるにあたり、さまざまな記念事業を展開しています。その一環として、9月8日に「いまばり映画祭」がイオンシネマ今治新都市で初めて開催されます。この映画祭では、地域の映画監督が手がけた作品や、今治の歴史を背景にしたドキュメンタリー映画、昭和テイストが盛り込まれたサスペンス映画など、合計4作品が上映される予定です。
特に注目したいのは、愛媛出身の芸人・友近さん主演の『道後ストリップ嬢連続殺人』です。この作品は80年代のサスペンスドラマを彷彿とさせるレトロ感あふれる映像で、多くの懐かしさを抱かせてくれます。オール愛媛ロケで撮影されており、地元の風景が存分に楽しめます。観客はこの作品を通じて、愛媛や今治の魅力を再発見できることでしょう。
映画祭のプログラム
映画祭のスケジュールは以下の通りです:
- - 10:15 - ドキュメンタリー記録映画『村上海賊記』
- 監督:大森研一
- シンポジウム「村上海賊の魅力に迫る」
- 登壇者:大森研一、田中謙(今治市職員・村上海賊のスペシャリスト)
- - 12:45 - ドキュメンタリー映画『共鳴するからいのち-近藤等則はじまりの共鳴をさがして』
- 監督:渡辺裕子、 中山章太郎
- 舞台挨拶登壇:渡辺裕子・中山章太郎
- 監督:矢野ほなみ
- 舞台挨拶登壇:矢野ほなみ
- 絵本朗読『タイ長とプチ吉と雲の上の村上海賊』
- - 15:30 - 外湯巡りミステリー『道後ストリップ嬢連続殺人』
- 監督:にしい
- 舞台挨拶登壇:にしい
これらの上映とともに、映画製作に関わった監督やキャストが参加するトークイベントやワークショップも予定されています。観客との交流の場としても、非常に価値のある機会です。
矢野ほなみによるアニメーションワークショップ
また、今治市出身のアニメーション作家・矢野ほなみさんによる特別ワークショップも行われます。「4コマでアニメーションを作ろう」というテーマのこのワークショップは、小学生から大学生を対象に実施され、参加者は自らの手でアニメーションを作成する体験ができます。これにより、映画やアニメーション制作の裏側を知る貴重な機会となるでしょう。
今治の自然と映像作品
今治地域は美しい自然環境に恵まれており、映画やテレビドラマのロケーションとして非常に人気があります。今治地方フィルムコミッションは、この地域を活かした映像作品の制作や誘致に力を入れています。映画、ドラマ、CMなどの制作を希望する方には、ぜひこの機会にフィルムコミッションに相談してみてください。
この映画祭は、新たな愛媛の魅力を発見する絶好のチャンスです。入場は無料で、各回抽選で200名が招待されるため、ぜひ公式ホームページでお申し込みをお忘れなく。
「いまばり映画祭」に参加し、今治の文化や歴史を体感しながら、地域の未来に思いを馳せてみてはいかがでしょうか。