山梨のリサイクル枕
2025-08-25 12:22:00

山梨でリサイクル羽毛の枕を導入した宿泊施設の新しい取り組み

山梨でリサイクル羽毛の枕を導入した宿泊施設の新しい取り組み



2025年9月13日、名古屋に本社を置く株式会社アメイズプラスが、山梨県の宿泊施設「BLANC FUJI」にリサイクル羽毛を使用した枕『ふとんでまくら』を導入すると発表しました。この取り組みは、環境への配慮と地域資源の有効活用を目的としています。実際、毎年日本では1億枚以上の寝具が廃棄されており、その多くがリサイクルされていません。そこで、この施設が注目したのが、廃棄された寝具からリサイクルされる羽毛です。

廃棄寝具の現状



昨年、東京の粗大ごみ回収のデータによると、布団が最も多く、97.6万枚が廃棄されていることがわかりました。日本全体で見ると、毎年リサイクルされる寝具の割合は驚くほど低く、わずか2%に留まります。この問題解決に向けて、羽毛をリサイクルするREREX株式会社の佐藤代表取締役は「羽毛をリサイクルすれば100年以上使えることを広めたい」と強調しています。

リサイクル羽毛を活用した新たな枕



そんな中、アメイズプラスが立ち上げた新しい商品、「ふとんでまくら」は、リサイクルされた羽毛を使った環境に優しい枕です。実際に利用者から寄せられた「寝起きに肩がだるい」という声から、肩をサポートする大きさや、沈み込む感触とサポート力の両立を実現しました。この枕は、リサイクル羽毛の1層目、ウレタンの2層目、コットンの3層目から構成されており、体圧を均一に分散させる理想的な形状となっています。

自然共生型ホテル「BLANC FUJI」への導入



「ふとんでまくら」の特徴を多くの人に体験してもらうため、アメイズプラスは「BLANC FUJI」への導入を決定しました。この施設は、富士山を望む自然豊かな環境にあり、トレーラーハウスを利用したヴィラタイプの宿泊施設です。SDGsを意識し、環境への配慮や地域資源の活用を重視した滞在体験を提供しています。選ばれた理由は、宿泊者が質の高い睡眠を得られるための環境が整っている点です。

ZAKONEがつなぐ企業の思い



このプロジェクトを実現したのは、株式会社NTT DXパートナーとNTT東日本が運営する企業間コミュニティ「ZAKONE」の存在です。彼らは、睡眠に関する課題解決に向けた企業同士のマッチングを行っており、アメイズプラスとBLANCを結び付けました。

これからの展望



今回の取り組みを通じて、多くの人に寝具廃棄問題やリサイクル羽毛のメリットを伝え、良質な睡眠を取る手助けができればと考えています。賛同してくれる宿泊施設を増やし、更なる広がりを目指します。環境と身体に配慮した新しい睡眠体験が、今後どのように展開されるのか期待が高まります。


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会社情報

会社名
株式会社アメイズプラス
住所
愛知県名古屋市中村区3-1-18名古屋KSビル4F
電話番号
052-485-4759

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