ローマのアートシーンを彩る受賞式
2025年1月17日、ローマのイタリア国立21世紀美術館で行われた第4回MAXXI BVLGARI賞の授賞式。この美術館のカルロ・スカルパ・ホールにおいて、数々の著名なゲストと国際的な審査員が集まり、モニア・ベン・ハムーダ氏が受賞の栄光を手にしました。彼女のアートは、現代技術と伝統技術の融合であり、また美術館空間との相互作用の面でも非常に評価されています。
モニア・ベン・ハムーダ氏(1991年、ミラノ生まれ)は、彼女のサイトスペシフィックなインスタレーション『Theology of Collapse (The Myth of Past) I-X』(2024年)により、MAXXIの永久コレクションに組み入れられました。この作品は、新たな視覚体験を提供し、彼女が探求しているアートの深層を示すものです。
授賞式には、MAXXI財団のエマヌエラ・ブルーニ副理事長やブルガリのラウラ・ブルデーゼ副CEOなど、様々な著名な方々が出席。国際的な審査委員会が彼女の才能を認め、この栄誉を授けたことは、アート界における重要な出来事となりました。
さらに、ブルガリ グループのCEO、ジャン‐クリストフ・ババン氏は、最大のデジタルプロジェクトに贈られる特別賞の受賞者も発表しました。ロベルト・ファッソーネによるシネグロッサの作品『And We Thought』(2021~)がこの特別賞を受け取ることになり、芸術的知性Lai AIとのコラボレーションによる作品で、テキストとビジュアルが組み合わさり創り出される超現実的な物語が評価されました。
この授賞式では、受賞者にローマでの4ヶ月間の滞在を提供するブルガリ ローマ・アメリカン・アカデミー フェローシップも発表されました。これは、イタリアとアメリカの文化的絆を深めるために設けられたもので、MAXXIとホイットニー美術館という権威ある機関が協力する形で、新しい文化の橋渡しを行います。また、新進アーティストにアメリカの活気あるコミュニティに参加する特別な機会を提供しており、国際的な対話や創造的交流の促進につながることが期待されています。
この賞は、アート、才能、創造性が交わる場所であり、次世代のアーティストたちに新たなインスピレーションを与える重要な場となるでしょう。
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