コーセーの研究
2025-09-19 12:20:59

新たなシミ形成メカニズムを解明したコーセーの画期的研究成果

コーセーの革新的研究がシミのメカニズムを解明



株式会社コーセーが、米国シンシナティ大学のZalfa A. Abdel-Malek教授との共同研究の成果を発表しました。この研究は、真皮の細胞老化がシミの形成に与える影響を探求したもので、新たなシミの形成メカニズムを明らかにしました。

シミの背景



多くの人々が抱える肌の悩みの一つがシミです。これまで、シミの原因としては主に紫外線や加齢が挙げられ、それにより表皮でのメラニン生成が増加することが知られています。従来のアプローチとしては、美白化粧品やレーザー治療が利用されてきましたが、再発や新たなシミの発生に悩まされることが多くありました。そこで本研究では、シミが表皮のみに存在するのか、それとも真皮に関連する作用があるのかを探求することを目指しました。

新たな発見「sFRP1」



研究の結果、シミのある部位の真皮には「sFRP1(Secreted Frizzled-Related Protein 1)」というタンパク質が著しく減少していることが確認されました。このsFRP1は、真皮の線維芽細胞から分泌され、メラノサイトの機能を調整する重要な役割を果たしています。細胞老化が進むとこのsFRP1が減少し、その結果、過剰なメラニンの生成に繋がると考えられます。

メラニンの抑制



sFRP1がどのようにシミ形成に寄与するのかを明らかにするため、研究者たちはメラノサイトや3D皮膚モデルを使用して実験を行いました。sFRP1をメラノサイトに与えることで、その活性化が抑制され、色素沈着が軽減されることが確認されました。このことから、sFRP1は真皮における「抗シミ因子」としての機能を果たすことが示されました。

グリーンルイボスエキスの効果



さらに興味深いのは、グリーンルイボスエキスがsFRP1の生成を促進する効果を持つことが分かりました。グリーンルイボスは南アフリカ発祥の未発酵のハーブで、抗酸化作用や抗炎症作用が期待される成分です。実際にグリーンルイボスエキスを線維芽細胞に添加した結果、sFRP1の発現が顕著に上昇したことが確認されました。

今後の展開



これまでの研究では表皮に対するアプローチが主流でしたが、今回の発見によって真皮での新たな抗シミ因子が明らかになりました。この知見は、今後のスキンケア商品の開発においてシミの新しいアプローチを提供する可能性があります。これからも、コーセーでは肌悩みの科学的解明を進めながら、安全で効果的な化粧品の提供に努めていく予定です。

私たちの肌が抱える問題に根本からアプローチする新たな手法が、未来の美しい肌作りに貢献していくことでしょう。


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会社情報

会社名
株式会社コーセー
住所
東京都中央区日本橋3-6-2
電話番号
03-3273-1511

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