2024年10月25日(金)、劇場アニメ『がんばっていきまっしょい』が全国公開されることが決まりました。この期待の新作アニメに先立ち、9月11日(水)には角川つばさ文庫からノベライズが発売されます。
このノベライズでは、映画のストーリーを小説として再構成し、登場人物たちの感情や人間関係を丁寧に描き出しています。特に、挿絵が20点も収められており、物語の世界観を視覚的にも楽しむことができます。映画を観る前に小説を手に取っても、観た後に再び読み返しても、きっと満足できる内容に仕上がっています。
あらすじ
主人公の村上悦子は、三津東高校に通う2年生。彼女は自分が普通の存在であることに気づいてから、「がんばる」ことを諦めてしまったかのように見えました。そんな彼女が転校生のリー、幼馴染のヒメと共にボート部に入部します。最初はユーレイ部員として活動するつもりでしたが、仲間たちと過ごすうちに、次第にボートに情熱を注ぎ込む自分に気づくようになります。
物語は彼女たちが「がんばる」ことの楽しさを見つけていく過程を描いています。仲間と共に成長し、新たな目標に向かって進む姿は、読者に勇気を与えることでしょう。青春の葛藤や希望、友情をテーマにした感動的な作品に仕上がっています。
書誌情報
- - 原作: 敷村良子
- - 文: 岩佐まもる
- - 挿絵: あきづきりょう
- - 協力: 松山市
- - 発売日: 2024年9月11日(水)
- - レーベル: 角川つばさ文庫
- - 定価: 836円(本体760円+税)
- - ISBN: 9784046323262
映画情報
『がんばっていきまっしょい』は1995年に発表された敷村良子の小説が原作です。この作品は、松山でボート部に青春を捧げる女子高校生たちの物語で、多様な実写化を経て、2024年に初の劇場アニメーションとして再登場します。
映画では、監督に櫻木優平、脚本には大知慶一郎を迎え、キャラクターデザインを西田亜沙子が担当します。声優陣には雨宮天、伊藤未来、高橋李依などが名を連ね、物語を彩るキャラクターたちを演じます。
主題歌や挿入歌はアイドルグループ「僕が見たかった青空」が担当し、映画の情感を一層引き立てます。主人公の悦子たちがボート部の一員として海に漕ぎ出す姿は、観るものの心に深く残ることでしょう。
公式サイトやSNSも開設されており、今後のさらなる情報にも目が離せません。青春の感動をお楽しみに!