『FLOWER YELL 2027』
2022-03-24 14:00:15
横浜で行われた国際園芸博覧会開幕5年前イベント『FLOWER YELL 2027』
2022年3月24日から26日、横浜のクイーンズスクエアで「FLOWER YELL 2027~明日への応援花~」が開催されました。このイベントは2027年に行われる国際園芸博覧会を見据えたもので、長引くコロナ禍において、人々が花の力で癒され、元気づけられることをテーマにしています。
イベントの初日には、横浜市長の山中竹春氏が登壇し、オープニングに花を添えました。彼は、自然と人工物が融合した空間で、多くの人々が癒されることを願っていると述べました。また、2027年の博覧会についても、国際的なイベントであることを観客に紹介し花と緑の重要性を訴えました。
会場には、全長約5メートル、高さ約2メートルの巨大な花束オブジェが設置され、都会の喧騒の中で自然の美しさを感じてもらえるよう工夫されています。このオブジェは、フラワーデザイナーの小泉吉寿氏によってデザインされ、花の美しさを街中で体感できるように作られています。彼は「花の生命力を感じて、人々を元気づけたい」と語り、国際園芸博覧会への期待も表現しました。
また、会場では先着で季節の花が無料で配布され、訪れた人々はその贈り物に喜んでいました。花の配布は、一人につき1本とし、なくなり次第終了となります。この取り組みを通じて、地域の皆様と花の文化を共有し、国際園芸博覧会に向けた盛り上がりを創出する狙いがあります。
このイベントは、全国花き振興協議会が共催しており、会長の澤田將信氏は、花の産業や文化の重要性について語り、2027年の博覧会を成功に導くために全力で取り組む姿勢を示しました。
横浜市会議長の清水富雄氏は、2027年国際園芸博覧会が上瀬谷の地で開催される意義を強調しました。豊かな自然と地域の交流を背景に、このイベントが地域に貢献することを期待していると述べました。
「FLOWER YELL 2027」は、国際園芸博覧会に向けての重要なステップであり、地域住民に花のある生活を提案する場となり、多くの人々の心に花の力を届けることを目的としています。このイベントを通じて、横浜の魅力と花の素晴らしさを多くの人に伝える機会が生まれることを願います。
開催は2022年3月24日から26日までの3日間。具体的な開催日時は、24日13:00〜18:00、25日11:00〜18:00(花の配布は15:00開始)、26日11:00〜18:00です。花の配布はなくなり次第終了するため、事前に訪問時間を計画することをお勧めします。
会社情報
- 会社名
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公益社団法人2027年国際園芸博覧会協会
- 住所
- 神奈川県横浜市中区住吉町1丁目13番地 松村ビル本館
- 電話番号
-
045-307-2027