がん患者と医療者が共に歌う、第九の合唱
2026年4月19日、東京芸術劇場で特別なチャリティーコンサートが開催されます。このイベントは、公益財団法人がん研究会とがん研有明病院の協力により、がん患者とサバイバー、そしてその家族、医療従事者たちが一堂に会し、ベートーヴェンの名作「第九」を合唱するものです。
音楽の力で希望を
今回のコンサートでは、指揮者の藤岡幸夫氏のもと、公益財団法人日本フィルハーモニー交響楽団の伴奏で、合唱団員は「がん克服」という共通の目標に向かって力を合わせます。この取り組みは、さまざまな困難に直面する人々に勇気を与えることを目的としています。
参加方法と募集要項
合唱団員として参加を希望する方は、がん患者、がん経験者、その家族、またはがん医療に携わる医療者といった条件があります。募集人数は男性80名、女性120名の200名で、先着順での受付となります。参加には15,000円の参加費が必要で、応募はWebフォームを通じて受け付けています。このコンサートに参加するためには、5か月間、週1回の練習に参加することが求められます。
感染対策への配慮
多くの人が参加するこのイベントでは、感染症対策が非常に重要です。ワクチン接種を済ませておくことや、練習時にはマスク着用を求めるなど、参加者全員が安全に楽しめる環境を整えるために協力が求められています。
練習スケジュール
練習は2025年11月から2026年4月までの約5ヶ月間行われ、週に1回ペースで実施予定です。具体的な日程や場所については、申し込み後に案内が行われます。
申し込みの流れ
参加希望者は、指定のWebフォームから申し込むことが可能です。申し込み完了後、2週間以内に振込手続きを行う必要があります。振込が完了すると、正式に合唱団への参加が決定します。なお、振込手数料は参加者が負担することになります。
このチャリティーコンサートは、音楽を通じてがん患者やその家族、そして医療者が一つになり、希望を届ける場となります。あなたもこの特別な瞬間を共にしませんか?