次世代法律検索エンジン「LegalSearch.jp」の魅力
2017年に閣議決定された裁判のIT化に伴い、法律関連の情報を的確に検索するニーズが高まっています。法律情報検索は、必要なデータを効率よく見つけ出し、文書作成を支援するサービスですが、日本国内で利用可能な法律データはわずか2~3%ほどです。これまでの検索システムには、探しづらい、関係のない情報が多く含まれる、遅い、そして必要なデータが見つからないなどの課題が存在しました。
新しい法律検索エンジンの誕生
リーガルテックが提供する「LegalSearch.jp」は、2018年に登場した「dBengosi.com」をベースにした改良版です。このエンジンには、日本と韓国の70万件以上の判例や法令が収録され、日本語への自動翻訳にも対応しています。また、世界初となるキーワード重要度コントロール機能を実装し、ユーザーが必要な情報をより早く、そして正確に見つけられるように設計されています。
「LegalSearch.jp」なら、PDFなどの非定型データもXMLに変換することで、リレーショナルデータベースだけでは実現できない、高速で全文検索が可能です。AI技術と独自のダイレクト検索システムを用いることで、サーバへの負荷を軽減し、平均応答時間が約20倍も向上しました。このような高品質な検索機能は、今後の裁判や法律サービスの効率化に寄与するでしょう。
「LegalSearch.jp」の特長
- - 膨大なデータベース:日本と韓国の法令・判例を70万件以上収録。
- - 自動翻訳機能:韓国の法令を日本語に自動翻訳し、より理解しやすい情報を提供。
- - モバイル対応:iOSとAndroidに完全対応、いつでもどこでもアクセス可能。
- - キーワード管理機能:重要度をコントロールでき、最大10個のキーワードまで設定可能。
- - 音声検索対応:音声による法律検索も可能で、直感的に情報取得ができる。
既存の法律検索との違い
従来の法律検索エンジンは、同時検索が遅かったり、キーワード数に制限があったりします。しかし、「LegalSearch.jp」は、同時に最大10個のキーワードを設定でき、高速で全文検索が実現しました。情報が重くてもサーバの負担は低く、理想的なユーザー体験を提供します。
サービス概要
- - 製品名:法令・判例検索エンジン「LegalSearch.jp」
- - 提供開始日:2019年6月4日
- - サービスURL:LegalSearch.jp
会社の背景
リーガルテック株式会社は、データ復旧で名高いAOSテクノロジーズの100%子会社として、2012年に設立されました。以来、デジタルフォレンジックやリーガルテックツールの販売を手がけ、その革新的な技術で数多くの賞を受賞しています。このような背景から、リーガルテックは常に進化を続け、信頼性の高いサービスを提供しています。
技術の進化に伴い、法律業界の利用環境は今後ますます変化していくことが期待されています。「LegalSearch.jp」は、その中で重要な役割を果たすことでしょう。