WISC検査を活かす新しい視点
最近、WISC(ウィスコンシン知能検査)を受けたお子さんの保護者からの不安が高まっています。学業やグループ活動において困難を経験した多くの子どもが、この知能検査を通じて自己理解を深める一方で、保護者は結果がどのように役立つか疑問に思っています。このような問題を解消するために、株式会社パステルコミュニケーションの発達科学コミュニケーショントレーナー、森博子医師が「ママカルテ式」と呼ばれる新しいWISCの読み方を提案し、オンラインセミナー「数字の見方を変えて わが子の強みを伸ばす『ママカルテ式』WISC検査の活かし方」を2025年12月18~20日に開催します。
不登校とWISC検査の関係
文部科学省の調査によると、近年不登校の小中学生の数は過去最多を更新しています。特に発達特性を持つ子どもたちの増加が顕著です。その結果、WISC検査を受けるケースが増えており、検査を通じて子どもの個性を理解、支援することが求められています。
しかし、多くの保護者は「検査結果をどう生かせばよいのか分からない」と述べ、不安の声が増加しているのが現状です。報告書や数値が引き出しに閉じ込められ、活用されないままになってしまうことも多く、こうした状況は母親たちのフラストレーションの原因になっています。
セミナーの目的と内容
森博子医師が提唱する「ママカルテ式」は、WISC検査の結果を単なる数字としてとらえるのではなく、子どもがどの環境で成長できるかを示す「脳の使い方マップ」として捉え直すことを目指しています。以下の点を重点的に学ぶことができます:
- - 子どもがどのように伸びるのかを理解し、強みを活かす方法
- - 低い数字に対する不安を解消する脳科学的根拠
- - 強みと弱みのバランスを見つけて育て方を見直す
セミナーはオンライン(Zoom)で行われ、参加は無料です。他の母親たちと意見を交換しながら、具体的な育て方のアイデアを持ち帰ることができます。
ウィンクは冬休みのチャンス
セミナーでは、冬休みの前に受講することをお勧めしています。この期間は学校の緊張から解放され、家庭でより学びやすい環境を作る絶好のタイミングです。日常生活の中でお子さんのタイプに合った簡単なトレーニングを取り入れることで、わざわざ特別な活動をしなくても自然に子どもの強みを引き出すことができます。
セミナー概要
- - 日程: 2025年12月18日(木)10時~11時、19日(金)22時~23時、20日(土)6時~7時
- - 内容: WISC検査を強み中心で読む方法、才能の方向性を見つけるワーク、冬休みのトレーニング法
- - 対象: WISC検査を受けたが活かし方が分からない母親、結果に不安を感じている方、日本的な育て方を知りたい方
- - 参加費: 無料
詳細や申し込みは
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講師紹介
森博子医師は熊本大学医学部を卒業し、小児科医として23年の豊富な経験を持ちます。新生児集中治療室で10年間活躍した後、親子のミカタオンラインクリニックの院長として多くの家庭のサポートを担っています。また、児童相談所の嘱託医や教育委員会の審議員としても活動しており、発達に関する専門家として信頼されています。
会社概要
株式会社パステルコミュニケーションは、子育て講座の運営や発達に関する研究を行い、「すべての子どもが健やかに育つ社会」の実現を目指しています。詳しい情報は
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