中小企業の人手不足解消を目指すAIエージェントサービス
まるっとAIエージェントは、中小企業向けの新しいAIエージェントサービスです。marutto株式会社が発表したこのサービスは、急激な人手不足や業務の属人化が進む中小企業をターゲットにしています。企業のニーズに合わせたAIエージェントを設計・運用することで、業務の効率化を図ることができます。
背景:採れない時代の中小企業
現在、多くの中小企業では「採れない・育たない・辞めていく」という構造的な問題が顕在化しています。特に経理などの業務では、50.0%の担当者が業務の属人化を懸念しています。また、管理職の87.4%がプレイングマネージャー化しており、これが業務の進行を困難にしています。さらに、2025年には人手不足を原因とする倒産が427件に達すると予測されており、中小企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進率は40.6%にとどまっているため、大企業との差は幅広くなっています。
AI導入の課題
AIの導入プロジェクトにおいて、約40%がコストや効果の不明確さ、リスク管理の不足といった理由で2027年末までに中止される可能性があると言われています。導入の成否は技術力にもよりますが、それ以上に運用設計の問題が重要となっています。
「まるっとAIエージェント」の特徴
お客様専用AIの設計
「まるっとAIエージェント」は、一般的な汎用ツールではなく、お客様の業務に特化したAIエージェントを設計します。ただ質問に答える「辞書」型ではなく、業務を実行し報告まで行う「社員」型のエージェントを実現します。これにより、AIエージェントが顧客企業の実務に適した形で機能するようになります。
運用サポートの流れ
1.
業務棚卸しワークショップ:このステップでは、顧客企業の業務を可視化し、AIが担うべき業務を特定します。
2.
専用エージェントの設計・構築:ワークショップの結果をもとに、AIエージェントを設計・構築します。約12週間で職場に導入可能です。
3.
運用サポート:月次レビューで稼働状況をチェックし、必要に応じてエージェントの適応を行います。この伴走型のサービスが、AIの定着を可能にします。
代表の思い
代表取締役社長の小西英世は、「私たちも生成AIツールを導入した際に、その技術が業務に浸透しなかった経験があります。AI導入の本質は、単なる技術ではなく『運用設計』であると学びました。お客様の業務に合わせた設計を行い、実際に使われ続ける仕組みを提供したいと考えています」と述べています。
まとめ
「まるっとAIエージェント」は、中小企業の即戦力となるサービスとして期待されています。AIエージェントの設計と運用サポートを通じて、企業は人手不足の解消を図り、業務の効率化を実現することができるでしょう。多忙な現場では、特に業務の負担を軽減する意味でも、こうした革新的なAIサービスが今後ますます重要となるでしょう。なお、サービス提供は2026年6月からで、オンラインでの無料相談も受付中です。