エフェクチュエーションを活用した新規事業人材育成ウェビナーの実施報告

2024年6月3日、株式会社エンファクトリーは「エフェクチュエーションを組織に取り入れ、新規事業人材を育てるには？」というウェビナーを開催しました。このセミナーでは、著書『エフェクチュエーション優れた起業家が実践する「5つの原則」』の著者、中村龍太氏をゲストにお迎えし、エフェクチュエーションの本質やそれを社内で実践するための人材育成、組織体制の構築について詳しい解説を行いました。

エフェクチュエーションとは？

エフェクチュエーションは、不確実性の高い現代において特に重要視されている意思決定プロセスを指します。これは、優れた起業家たちが共通して行っている思考方法を体系化したものであり、成功に直結する概念として注目を集めています。特に新規事業を展開する企業にとっては、ここでの理解が不可欠です。

セミナーのポイント

ウェビナーでは、中村氏が実際に複数の事業を立ち上げた経験を基に、エフェクチュエーションを実現するための具体的な手法を紹介しました。参加者からは、以下のような悩みや課題が寄せられていました。

- 新規事業創出プログラムを設計したが、参加者が集まらない。
- 任せたメンバーに覚悟や熱意を感じられない。
- 起業家マインドを持った人材が必要だが、どう育成すればよいか分からない。

このような悩みを抱える方々に向け、セミナーは多くの示唆を提供しました。

具体的な原則の解説

中村氏は、エフェクチュエーションの「5つの原則」の各々について具体的なケーススタディを用いながら解説。例えば、リソースを効果的に活用する方法や、失敗から学ぶ姿勢などが挙げられ、参加者にとって実践的な内容となりました。また、パネルディスカッションでは大企業におけるエフェクチュエーションの実装方法についても議論が行われ、大変活発な意見交換がなされました。