2025年ノーベル平和賞発表に向けたパブリックビューイングを開催

ノーベル平和賞発表に寄せて

2025年10月10日に、待望のノーベル平和賞発表が行われる。この日のために、ピースボートが主催するパブリックビューイングが東京都高田馬場のピースボートセンターとうきょうで開催される。平和の重要性を再認識する機会として、広く一般の参加を呼びかけている。

本イベントでは、2024年にノーベル平和賞を受賞した日本被団協（日本原水爆被害者団体協議会）の活動を触れ、発表の様子をリアルタイムで中継する。発表時間は18:00頃を予定しており、参加者は無料で、この貴重な瞬間を共有することができる。

特別ゲストの登壇

さらに、この日には特別ゲストとして被爆者の福島富子さんが登壇し、受賞の意義や今後の活動について語る予定だ。福島さんは、長崎で生まれた被爆者であり、彼女の体験談や平和への思いを直接聞ける貴重な機会となる。彼女は「Peace」という言葉を刺繍した帯を持ち歩き、平和を伝える活動を行っている。

概要

- 日時: 2025年10月10日（金）17:30～（開場17:00）
- 場所: ピースボートセンターとうきょう（東京都新宿区高田馬場3-13-1-B1）
- 参加費: 無料（事前の申し込みは不要）
- 主催: ピースボート

この日が持つ意義を多くの人と共有するため、SNSを通じての情報発信が期待されている。未来の世代に向けたメッセージを発信し、平和の尊さを再認識する場となることでしょう。

シェスティ・フログスタのビデオメッセージ

パブリックビューイングの中では、ノーベル平和センターの所長、シェスティ・フログスタさんからのビデオメッセージも流される。彼女はノルウェーで平和活動を推進する第一人者であり、その深い知見から得られるメッセージは、多くの参加者にとってインスピレーションとなるはずだ。

彼女は2020年2月からノーベル平和センターの事務局長を務めており、UNICEFでの経験も持つなど、国際的な視点を持つ専門家でもある。企業の社会的責任（CSR）にも力を入れ、持続可能な社会を目指すための取り組みを行っている。