GMOインターネットグループ、企業ロゴ付きメール導入でセキュリティ強化を推進

GMOインターネットグループ、企業ロゴ付きメールを導入

GMOインターネットグループは、2025年8月31日をもって「BIMI（Brand Indicators for Message Identification）」及び「VMC（Verified Mark Certificate）」を導入しました。この新たな仕組みによって、公式なメールの送信者は、自社のブランドロゴをメールに表示できるようになります。これにより、受信者は送信元の信頼性を視覚的に確認でき、詐欺やスパムメールのリスクを軽減することが可能です。

新たなメールセキュリティの必要性

昨今、インターネット上での詐欺行為やフィッシングが増加しており、企業や個人に対するセキュリティの重要性はますます高まっています。GMOインターネットグループは「すべての人に安心な未来を」というキャッチフレーズのもと、グループ全体で「ネットのセキュリティもGMO」プロジェクトを推進中です。

BIMI/VMCの導入はその一環であり、特にフィッシング詐欺対策を強化し、受信者が正規のメールを簡単に識別できるようになります。特に、企業ロゴが表示されることで、送信者の信頼性が視覚的に伝わりやすくなり、誤ってなりすましメールを開くリスクが大幅に低下します。

BIMI/VMCによる具体的なメリット

1. 視覚的な信頼性向上：メール受信者は企業ロゴによって、送信元の正当性を素早く判断できるようになります。
2. フィッシング詐欺対策の強化：不審なメールの判断が容易になるため、いたずらメールによる被害を未然に防ぐことが可能です。
3. ブランドイメージの保護：正規のメールがお客様に届くことで、企業のブランドイメージが守られます。
4. メールセキュリティの強化：DMARCとの連携によって、メール全体のセキュリティが向上します。

このような導入によりGMOインターネットグループは、より健全なインターネット環境を提供し続けることを目指しています。

今後の展望

2025年の夏以降、引き続きグループ全社でのBIMI/VMC導入を加速し、未導入の企業についても早急に整備を進めていく方針です。GMOインターネットグループは、インターネットの安全性を確保し、ユーザーに対して安心してサービスを利用してもらえる環境を整えていくことを宣言しています。

まとめ

GMOインターネットグループのBIMI/VMCの導入は、メールセキュリティの強化やブランド信頼性の向上に寄与し、業界全体での安全性を高める大きなステップとなります。デジタル社会において、企業が適切なセキュリティ対策を施すことは、顧客との信頼関係を築くためにも欠かせない要素です。グループとしてさらなるセキュリティ強化を進めるGMOインターネットグループから目が離せません。