リモートスチレンピック2022の魅力
発泡スチロール業界における一大イベント「リモートスチレンピック2022」。この大会は、発泡スチロールの認知度を広めることを目的に、JEPSA(発泡スチロール協会)が主催するもので、業界の技術を競う場でもあります。今回は、全国から11社が参加し、厳選なる予選と準決勝を経て、宮崎県の「株式会社南郷包装」と静岡県の「株式会社松浦スチロール工業所」が決勝に進出しました。
競技の内容と魅力
決勝戦は、発泡スチロールの積み上げ競技やリレー競技が行われ、スピードと技術が求められます。一見簡単に見える積み上げ作業も、高さが10段、20段に達するにつれて、ほんのわずかなミスが致命的な倒壊を招くことがあります。そのため、選手たちは集中力と繊細なバランス感覚が必要とされます。
競技で使用されるのは、全国的にイカの出荷用として利用される鮮魚箱です。そのひとつの高さは約35㎝、重さはわずか130g程度。この軽さ故に、箱が動いてしまうこともあり、10段、20段と積み重ねることは容易ではありません。
見逃せない決勝戦
決勝戦は2022年12月2日(金)12時15分からLIVE中継されます。この機会に、プロフェッショナルたちの技術を目の当たりにし、発泡スチロール界のオリンピックとも称されるこの大会を楽しんでください。大会にゲストとして「できたくん」という発泡スチロール芸人も登場し、場を盛り上げます。視聴は
こちらのリンクから可能です。
発泡スチロールの環境への配慮
また、発泡スチロールは環境に配慮した素材としても知られています。リサイクル率は90%以上で、使用済みの発泡スチロールは回収後に溶解処理され、多様な商品に生まれ変わります。さらに、98%が空気で構成されているため、原料の使用量はわずか2%にとどまっており、資源の省力を実現しています。
この素材は断熱性にも優れ、建物の断熱材としての役割も果たし、省エネルギー効果を通じてCO2削減にも寄与しています。そして、燃焼時には有害物質を発生しないため、環境への負担が少ないのも特徴です。このように、発泡スチロールは人々の生活にも深く根付いており、環境保護にも貢献しています。
まとめ
リモートスチレンピック2022は、発泡スチロールの技術を競い合う貴重な場であるだけでなく、環境に優しい素材の重要性についても考えさせられる機会です。ぜひ、LIVE配信を通じて、この熱い戦いを見届けてみてはいかがでしょうか。