現役東大生が脚本を手掛ける新星映画「スリー・シスターズ(仮)」オーディション開催！

映画「スリー・シスターズ(仮)」の魅力と挑戦

新たな映画プロジェクトが始動しました。タイトルは「スリー・シスターズ(仮)」。インディーズ映画界で注目を集める松本卓也が監修を務めるこの作品は、三姉妹が活躍する探偵エンターテインメントです。監督は、人気少年漫画「BLEACH」の舞台での脚本・演出経験がある堤泰之に師事したイグロヒデアキが手がけます。

この映画の独特な点は、キャストの選考プロセスです。視聴者が参加するオーディションを通じて役者が決まるこのスタイルは、従来の映画制作の枠を超えています。実施されるのは、マシェバラという生放送プラットフォームを利用した投票形式です。視聴者の応援がダイレクトに結果に結びつくという新しい試みが、作品全体にどのような影響を与えるのか非常に楽しみです。

演技部門・歌唱部門の募集

キャストの募集は演技部門と歌唱部門に分かれており、それぞれ個別に選考が行われます。演技部門では、書類審査を通過した応募者がマシェバラでの自己アピールや公開演技審査に挑むことになります。最終的には、審査員による演技試験やビジュアル試験の結果を基に、アン役（主役）、サラ役、エミリ役、探偵団役、容疑者役などの主要キャストが決定します。そして、エミリ役にはアイドルグループに所属するタレントも起用される可能性があるとのことです。

歌唱部門でも同様の流れで、書類審査をパスした応募者が視聴者からの投票を受けることになります。こちらでも主題歌と挿入歌の歌唱者が選ばれ、興味深いのは、演技部門からの受賞者がこの歌唱部門に選ばれるチャンスがあるということです。

スタッフの顔ぶれ

このプロジェクトの監修をしている松本卓也は、自主制作映画に力を入れ、多くの映画祭で受賞歴を持つ有力なクリエイターです。彼の経験が、今回の映画にも大きな影響を与えると期待されています。監督のイグロヒデアキは小劇場での活動を経て、映像作品への挑戦を続けており、彼のセンスが作品にどう反映されるのか注目が集まります。

共同脚本の鈴木泰平と現役東大生の渡辺賢人は、それぞれユニークなバックグラウンドを持っています。鈴木氏は自主制作映画での経験を生かし、渡辺氏は東大生としての知見を元に新しい視点を提供しています。二人の若さが、作品にどれほどの新鮮さをもたらすのか期待されます。

視聴者と共に創る映画

映画制作において視聴者も積極的に関与するこの新しい試みは、これまでにない映画の楽しみ方を提供してくれるでしょう。マシェバラの力を借りて、視聴者一人一人が映画制作に参加することで、より一層物語に対する愛着が生まれることでしょう。

映画の公開は2017年を予定していますが、すでに多くの人がこのプロジェクトに注目しています。今後、具体的な募集要項やスケジュールが発表されることが待たれるところです。独自のスタイルで映画界に新風を吹かせる「スリー・シスターズ(仮)」、今後の展開をお見逃しなく！