TODA BUILDINGにおける新たなアート体験
日本の都市イメージを一新する「APK PUBLIC Vol.2」が、2026年6月から2027年11月まで東京・京橋のTODA BUILDINGにて展開されます。このプログラムは、都市再生の一環として行われるもので、共用スペースをアートの場として解放する試みです。昨年の第1弾に引き続き、今回はキュレーターに東京都現代美術館の藪前知子氏を迎え、手塚愛子さん、藤倉麻子さん、そして渡辺志桜里さんの3人のアーティストによる新作が公開されます。
コンセプト「未完の都市:The Becoming City」
本プログラムのテーマは「未完の都市:The Becoming City」。これは、都市が常に変化の過程にあるものであることを示唆しています。戸田建設の新社屋がある京橋は、明治以来の歴史とともに都市形成に寄与してきた場所であるため、適した舞台とも言えます。この展覧会では、都市の成り立ちやその背景にある歴史的、経済的、社会的要因を見つめ直すことが求められます。
アーティストたちによる作品は、都市で生まれる様々な力の象徴であり、政治、経済、物流、歴史が交差する場としての都市を捉え直します。定まらない都市の姿は、私たち自身の生活の中にも反映されており、アートを通じてその豊かさや多様性が可視化されるでしょう。藪前知子氏は、この体験が私たちの記憶や未来への洞察を広げるものとなると述べています。
参加アーティストのご紹介
手塚愛子(TEZUKA Aiko)
手塚愛子さんは、ベルリンと東京を拠点に活躍するアーティストで、歴史的な造形物を題材にした独自の作品を展開しています。彼女の作品では、緻密な構造体が生み出され、工業や歴史の要素が融合します。主な作品には、大きな織物作品があり、視覚的な美しさだけでなく、歴史的な文脈を含む深い意味が込められています。
藤倉麻子(FUJIKURA Asako)
藤倉麻子さんは、主に3DCGアニメーションを用いて都市インフラや風景を探求しています。物流の動きや都市の庭をテーマにした最新の作品は、彼女独自の視点で都市空間を表現しています。彼女の作品は、都市の新たな可能性を感じさせるものが多く、次世代アートの代表的なアーティストとしての地位を確立しています。
渡辺志桜里(WATANABE Shiori)
渡辺志桜里さんは、生態系や国家の関係性をテーマにしたインスタレーション作品を手掛け、自然と都市の交わりを探求しています。彼女の作品「サンルーム」は、循環する水槽で人工的な生態系を形成しており、自然の声を聴く手段ともなっています。
特別な体験と関連イベント
「APK PUBLIC Vol.2」では、特別な体験や関連イベントも予定されています。来街者やオフィスワーカーが日常的にアートを体感できる場を提供することで、クリエイティビティが刺激され、多様な視点を持つ都市生活を促進する目的があります。詳細な情報やイベントに関する案内は、公式サイトで2026年春頃に発表予定です。
TODA BUILDINGの概要
TODA BUILDINGは、京橋一丁目に位置し、都市再生特別地区や土地区画整理事業を活用した大規模開発が進行中です。アートが息づく文化エリアが形成されており、来街者が様々な形でアートと出会うことができることで、新たな価値が生まれることを目指しています。
現在、新規のアートプログラムである「ART POWER KYOBASHI」が進行中で、アートを通じて地域の活性化を図っています。
TODA BUILDING公式WEBサイト:
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ART POWER KYOBASHI公式WEBサイト:
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