『みちくさハウス2』設立
2022-05-17 07:30:01
家庭環境に悩む子どもたちを支援する新施設『みちくさハウス2』設立へ
家庭環境に悩む子どもたちを支援する新施設『みちくさハウス2』設立へ
特定非営利活動法人ウィーズが、家庭の問題で苦しむ子どもたちを支える新たな拠点『みちくさハウス2』の設立に向けて、クラウドファンディングを開始しました。今回のプロジェクトは、2022年5月14日から6月26日までの期間で、目標金額は180万円で、プラットフォームはCAMPFIREです。特にコロナ禍による家庭の不安定さが問題視される中、支援が急務とされています。
この『みちくさハウス』という施設は、2021年に家庭や学校という日常生活から少し離れ、心のリフレッシュを目的に設立されました。オープン以来、子どもたちは宿題をしに訪れたり、スタッフと一緒に遊び、少しでも安心できる時間を過ごしています。家でのストレスや問題を抱える多くの子どもたちにとって、こちらは貴重な拠り所となっています。
私たちの設立目的には「緊急避難所」という役割もありました。オンライン相談に寄せられる声、例えば「親が暴力を振るってくる」といった切実な問題は、決して珍しくありません。そうした状況に置かれた子どもたちのために、安心して話せる場所が必要です。実際、施設を通じて警察や児童相談所との連携を図りつつ、子どもたちの気持ちを大切にし、その声を聴く機会を増やしてきました。
特にコロナウイルスの影響で、家庭環境や親子間のトラブルが増え、子どもたちが直面する問題はより深刻化しています。最近の児童相談所のデータによれば、相談件数が過去最多に達し、心理的虐待や身体的虐待が多数報告されています。
新たな挑戦の背景
ウィーズが運営する『みちくさハウス』の松戸拠点は、設立から数ヶ月で多くの子どもたちに利用されています。今後、西東京に位置する練馬区にも2拠点目を設立し、より多くの地域の子どもたちを支援しようとしています。練馬はアクセスが良く、様々な地域からの訪問が可能になるため、多角的な支援が見込まれています。
また、クラウドファンディングを通じて、「あなたを応援している大人がいる」とのポジティブなメッセージを子どもたちに届けることが目的の一つでもあります。ひとり親家庭での相談も増える中、無理をせずにストレスを軽減できる場を提供することが大切です。
みちくさハウスの現状と未来
『みちくさハウス』は、子どもとその家族を受け入れるだけでなく、緊急時には専門家のサポートも受けられる仕組みを整えています。今後の目標は、さらに多くの子どもたちが安心して訪れ、心のケアができる場所を提供することです。
ウィーズの理念に共感し、子どもたちの未来を守りたいと願う方々の支援が不可欠です。クラウドファンディングの詳細や応援の方法については、CAMPFIREのプロジェクトページをご覧いただければと思います。私たちの活動へのご関心、心よりお待ちしています。
会社情報
- 会社名
-
特定非営利活動法人ウィーズ
- 住所
- 千葉県鎌ケ谷市くぬぎ山4丁目11番28サンライフくぬぎ山101号
- 電話番号
-
047-711-9594