浜松市でカーボンニュートラル達成事業者認定
浜松ホトニクスグループは、2023年1月24日、浜松市が実施するカーボンニュートラル達成事業者に認定され、1つ星の評価を受けました。これは、同社が市内におけるカーボンニュートラルの取り組みにおいてリーダーシップを発揮し、電力エネルギーに起因するCO₂の排出を実質ゼロにする事業所としての評価を意味します。
カーボンニュートラルへの取り組み
浜松ホトニクスグループは、「社会・環境価値創造企業」として、持続可能な未来を実現するための事業活動を推進しています。彼らは地球との共生を目標に掲げ、さまざまな活動を通じてカーボンニュートラルの達成を目指しています。特に、2023年から2050年にかけて、さまざまな中間目標を設定し、具体的な行動計画を進めています。
目標は以下の通りです:
- - 2030年にはRE60とSBT1.5℃基準の達成
- - 2040年にはRE100の達成
- - 2050年までに完全なカーボンニュートラルの実現
具体的な取り組み
持続可能な社会を見据え、浜松ホトニクスグループは以下の主な取り組みを実施しています:
1.
省エネルギー活動の推進
- グループ内の各事業所において、LED照明やトップランナー機器の導入による省エネルギー施策を拡充。
2.
再生可能エネルギーの導入
- 自社の太陽光発電システムやPower Purchase Agreement(PPA)による再生可能エネルギーの採用。
3.
カーボンオフセットの利用
- CO2フリー電力やカーボンクレジットを積極的に活用し、温室効果ガスの排出削減を図る。
認定証の授与式では、浜松市の中野祐介市長と浜松ホトニクスの鈴木一哉常務執行役員が共に参加し、今後の取り組みへの意気込みが語られました。
未来へのビジョン
浜松ホトニクスは、地域社会全体での温室効果ガス排出削減に向けて、今後も継続して取り組んでいく意向を示しています。地球環境問題に真摯に向き合い、企業としての社会的責任を果たすために、他の企業や地域と協力しながら持続可能な社会の実現を目指します。
このような企業活動は、地球温暖化が進行する中で、社会全体にポジティブな影響を与えることが期待されます。浜松ホトニクスの姿勢は、多くの企業にとってのロールモデルとなることでしょう。