3Dサウンドで広告体験が進化!東急電鉄が「IMMERSIVE OOH」実証実験開始
東急電鉄と東急エージェンシーは、360度全方位からの音響で没入感のある立体的な音体験を提供する「イマーシブ3Dサウンド技術」と、東急線や渋谷を中心とした街で展開する「交通広告」を組み合わせた新サービス「IMMERSIVE OOH」の実証実験を7月5日(金)から開始しました。
このプロジェクトは、東急電鉄と東急エージェンシーが、広告接触者の体験価値と満足度向上を目指し、「イマーシブ3Dサウンド技術」を活用した取り組みです。電車や駅を利用する人は、広告内のQRコードを読み取ることで、広告内容と連動した音声を再生できます。単なる広告を見るだけでなく、没入感の高い体験を提供することで、より深い広告への関心を促すことを目指しています。
今回の実証実験では、世界的エンターテインメントライフスタイルプラットフォーム企業HYBEの日本本社であるHYBE JAPANと協業し、HYBE LABELS所属の『BOYNEXTDOOR』と『TOMORROW X TOGETHER』の広告を、東急電鉄所属車両内の中吊りポスターや渋谷駅の大型ポスターに掲出しています。
実験を通じて、広告接触者の満足度や行動への影響度を調査し、今後の広告展開に活かしていく予定です。
3Dサウンドと交通広告の融合で、新たな広告体験を創出
「IMMERSIVE OOH」は、従来の広告に3Dサウンドという新たな要素を加えることで、ユーザーに没入感の高い体験を提供することを目指しています。スマートフォンとイヤホンさえあれば手軽に3Dサウンドを楽しめる点も大きな魅力です。
今回の実証実験では、ユーザーの反応を分析することで、3Dサウンドが広告効果にどのような影響を与えるのかを明らかにします。また、3Dサウンドコンテンツを再生したユーザーに対しリアクションスタンプやアンケートを実施することで、施策の効果を可視化し、今後の応用に向けた参考とします。
東急線沿線のエンターテイメント活性化を目指す
東急電鉄は、今回のプロジェクトを通じて、東急線沿線にお住まいの方や来街者の方へ魅力的なコンテンツや新たな体験を提供することで、東急線沿線のエンターテイメント活性化を目指しています。
今後、3Dサウンド技術を活用した広告展開がどのように発展していくのか、注目が集まっています。