俳優・田口浩正と芋洗坂係長の「テンションライブ」35周年を迎える

俳優・田口浩正と芋洗坂係長が送る特別な夜

1989年に結成されたお笑いユニット「テンション」が、35周年を迎え「テンションライブ VOL.7ワルアガキ」を初開催しました。舞台は赤坂RED/THEATER。この特別な日を祝うべく、多くのファンが集まりました。

再び舞台に立つ喜び

初日を迎えた2人に、久々に舞台に立った感想を聞くと、俳優の田口浩正さんは、約30年ぶりに稽古を行い「昔の感じがそのままで、非常に楽しい稽古ができた」と語りました。彼にとって「時間の経過は感じなかった」というのは、特別な体験だったことが窺えます。

一方、芋洗坂係長（本名：小浦一優）も「稽古を始めると、自然と昔の感覚が戻ってきた」と話し、若かりし頃の情熱を取り戻せたようです。ただし、年齢には逆らえず、昔のように深夜まで稽古することは難しくなったとのこと。そこで最近は朝早く集合し、夕方までの稽古を進めているそうです。

テンションの歴史

「テンション」は、1993年の「white×white」ライブをもって活動を休止していましたが、その後も多くのファンの記憶に刻まれてきました。彼らの復活は、多くの人々にとって期待の新たな一歩であり、様々な思いを巡らせます。また、彼らのデビュー当時の宣材写真がファンから話題になっています。

観客へのメッセージ

ライブの観客へのコメントを求められた際、田口さんは「老体に鞭を打ちながらも、一生懸命作った作品なので、ぜひ見に来てほしい」と感銘深く語りました。次に、芋洗坂さんは、「57歳という年齢で、あがく様子を笑ってもらえるか、ただあがいているのか、ぜひ楽しんで観てもらえれば」と、観客を笑顔にさせる姿勢を見せました。